人魚が逃げた

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569857947
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

本屋大賞4年連続ノミネート!
今最注目の著者が踏み出す、新たなる一歩とは――。
幸福度最高値の傑作小説!

<STORY>
ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め――。
そしてその「人魚騒動」の裏では、5人の男女が「人生の節目」を迎えていた。12歳年上の女性と交際中の元タレントの会社員、娘と買い物中の主婦、絵の蒐集にのめり込みすぎるあまり妻に離婚されたコレクター、文学賞の選考結果を待つ作家、高級クラブでママとして働くホステス。

銀座を訪れた5人を待ち受ける意外な運命とは。
そして「王子」は人魚と再会できるのか。
そもそも人魚はいるのか、いないのか……。

内容説明

小説を愛するすべての人に、この嘘を捧ぐ―。あの三月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。どうやら「王子」と名乗る謎の青年が銀座の街をさまよい歩き、「僕の人魚が、いなくなってしまって…逃げたんだ。この場所に」と語っているらしい。彼の不可解な言動に、人々はだんだん興味を持ち始め―。そしてその「人魚騒動」の裏では、五人の男女が「人生の節目」を迎えていた。銀座を訪れた五人を待ち受ける意外な運命とは。「王子」は人魚と再会できるのか。そもそも人魚はいるのか、いないのか…。

著者等紹介

青山美智子[アオヤマミチコ]
1970年生まれ。愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』が第13回天竜文学賞を受賞。『お探し物は図書室まで』(2位)、『赤と青とエスキース』(2位)、『月の立つ林で』(5位)、『リカバリー・カバヒコ』(7位)と2021年から4年連続で本屋大賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

591
青山 美智子は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、銀座人魚姫&王子ファンタジーの佳作でした。 私は、仕事&プライベートで頻繁に銀座を訪れますが、街並みの描写にリアル感がありました。 個人的にマーメイドドレスやスカートが好きです(笑) https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85794-7 2024/12/08

しんごろ

539
行ったり来たりすれ違い、ボタンの掛け違いはあるものさ。それが人生というもの。今、眼の前に見えてる世界は嘘か真か夢なのか。きっと真なのだ。人生はノンストップ。立ち止まれない。人魚が逃げて王子が探す銀座の街で、節目を迎えた五人の男女の人生が交差する。逃げたらダメだ。逃がしてもダメだ。しっかり今を受け止めて、それぞれ自分の思う道を進むんだ。道標の青山美智子。美智子の“みち”だけにね。今作は、違った感じでつなぎにつないで気づきを与えて導かせる。物足りなさは感じるが、青山美智子作品の新しい世界を垣間見た。2025/01/18

hirokun

489
★3 青山美智子さんの作品は、読後感がとっても良いため新刊を中心に読んでいる。今回の作品は、私にとってはファンタジーの色彩が強く、読解力があれば本来の趣旨をしっかり読み込めたのかもしれないが、力不足により物語に没入できなかった。他の方の感想を見ていると、しっかり読み込まれているようで、残念!!2024/12/11

bunmei

456
アンデルセン童話『人魚姫』をモチーフに綴られた青山ワールド全開の連作。「僕の人魚が逃げてしまった」とお伽噺の王子の出で立ちで、銀座を彷徨い歩く謎の男・自称王子。その王子の不可解な言動の中で、各々に人生の転機を迎えた5人の男女が新たな一歩を踏み出そうとする『青山作品に外れ無し』の優しさに包まれる一冊。悲観的な思いに追い込まれた時、相手の考えを勝手に思い込んだり、決めつけたりしては、広い視野は開けてこない。だからこそ自分の不安を伝え、互いに分り合おうと向き合う事が大切となる、というメッセージも伝わって来る。 2025/01/14

のぶ

442
青山さんの本は初めて読んだが、とても優しい雰囲気に包まれた世界だった。ある番組の街頭インタビューに、まさしく“王子様“の姿をした、自らも王子と名乗る人物がピックアップされ、「僕の人魚が、いなくなってしまって・・・」と嘆いている。銀座を舞台に、五人のストーリーと人魚を探す王子が優しく繋がり、それぞれの答えを導き出す。その背景では無関係ながらネットニュースに踊らされるように“王子“を面白がっているところもある。エピローグで優しく紐解かれ、結ばれる物語。ストーリーより世界に浸って読むような作品だった。2024/12/05

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