PHP新書<br> 自民党はなぜここまで壊れたのか

個数:
電子版価格
¥950
  • 電子版あり

PHP新書
自民党はなぜここまで壊れたのか

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月02日 17時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569857633
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0230

出版社内容情報

政治とカネなど入口にすぎない! 国民に絶望を与える闇と茶番を憲政史研究家がくまなく解説。
●「派閥解消」「政治改革」は自民党のお家芸。過去、何度となく繰り返された光景である。派閥解消を口にするたび、党内の派閥は強固になっていった。資金に関する自浄作用は、今に至るも見られない。もちろん、彼らが使っているのはわれわれの税金だ。
●「選挙に行く意味がない政治」はどうすれば変わるのか?堕落しきった「万年与党」が政治を支配してきた要因、国民に残された唯一の希望のありかを探る。
●政権交代を望む声が高まる今、様々な疑問に対する答えが盛り込まれた1冊。
●第1部 これだけは知っておきたい政治改革挫折の歴史
●第2部 あなたが日本の政治に絶望する十の理由
●終章 「ひれ伏して詫びよ」

内容説明

本書は、あなたが日本の政治に絶望する、その理由が正しいのか間違っているのかを診断します。戦後日本の政治において、政治とは自民党派閥政治のことであり、政治改革とは自民党の派閥政治の改革でした。日本国が地球上で文明国として生き残るために何が必要なのか、単なるゼニ・カネ・スキャンダルの話ではないと前置きしてから、お話を始めます。

目次

第1部 これだけは知っておきたい政治改革挫折の歴史(派閥解消は自民党伝統の“エクストリームスポーツ”;政治改革の原点は三木武夫;自民党の賞味期限は二十年、国家であることを捨てた日本 ほか)
第2部 あなたが日本の政治に絶望する十の理由(政治とカネ―むしろショボくなった;腐敗防止が進みすぎ?理解不能の謎ルール;選挙制度―小選挙区制悪玉論は素人談義 ほか)
終章 「ひれ伏して詫びよ」(日本国を地球上で文明国として生存させる;「綱領」「組織」「議員」の三つが兼ね備わった政党;「政治に関心がある普通の人」を集める ほか)

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。一般社団法人救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。現在、ブログ「倉山満の砦」やコンテンツ配信サービス「倉山塾」やインターネット番組「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しろくまZ

7
つい先日に自民党総裁選挙が行われ、今月末には衆議院選挙も行われそうで、思うところも多々あり本書を読むことに。第一部は自民党を中心にした政治史というか政局史。第二部は現状の政治の問題点が指摘されている。結論として、最低でも二つの近代政党が日本に必要だというのが、著者の主張である。イギリスやドイツには近代政党があるようだ。しかし、難民移民問題などを見ると、両国の政治が必ずしも日本以上に上手くいっているとも思えない。近代政党というのは、まともな政治の必要条件の一つに過ぎないんだろうなとの感想。2024/10/06

みじんこ

4
著者独自の語りで戦後自民党派閥政治を振り返りつつ、近代政党を作る必要性が語られている。竹下支配は恐ろしい。政党法がないことや「政治家ではなく行政官」化している議員、セレモニー化する国会議論等課題は多い。当選回数主義は自民党が万年与党だからというのは納得。そうではない英国の政治風土の話は面白い。中選挙区制に戻せ論の問題にも触れており、紹介されているような連記や小選挙区優先順位付制は良いと思う(複雑で投票率も更に下がりそうだが)。差し挟まれるハマコー伝は滅茶苦茶だが痛快で、こういう男が一人は欲しいと思う。2024/09/01

ahwai55555

3
田中・竹下の黒幕政治を経てサラリーマン化した自民党政治への問題意識があふれ出て、そこに至る経緯の分析や目指すべき近代政党への提言に、なかなかの切れ味を感じさせる本だ。複雑化する国際政治の中で、日本が文明国として存続するために、あるべき改革を成し遂げる政党が現れて欲しいが、官僚化する政治家の中で、遠ざかっていく一方なようで、残念でならない。2024/10/16

Go Extreme

3
政治改革挫折の歴史: 派閥解消≒自民党のエクストリームスポーツ 政治改革の原点は三木武夫 自民党の賞味期限は二十年 田中角栄よりも最悪の闇将軍=竹下登 小沢一郎と兵制の政治改革が残したもの 総主流派体制の強化 単なる劇薬・小泉改革 これでいいのだ安倍誠二 政治に絶望する10の理由: 政治とカネ 理解不能の謎ルール 選挙制度 自民党総裁選 自民党派閥 政策立案能力に問題 国会で議論なし 手つかずの参議院 野党第一党 採用と出世システム ひれ伏して詫びよ: 綱領・組織・議員 オーストラリア型小選挙区制2024/10/08

miu_miu

3
くららの言ってることはよくわかります。近代政党が必要で、それが2つ以上あること。では、既存の政党が近代政党に変わるかというと、自民党は世襲議員によって食っている人たちが多すぎて、変わらない。野党も政権を取る気がないから変わらない。となると、新党が必要ですが、お金がないと運営できない。お金は世襲議員の後援会と利益団体しか持っていない。牽制役のジャーナリズムは有力大学出の政官財に先輩後輩同級生のいるしがらみ社員がほとんどなので国民目線、本質的な指摘が緩む。ジャーナリスト学校から作ったらいいのではないかと。2024/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22066480
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品