彼女は逃げ切れなかった

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569857626
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

彼女は逃げ切れなかった――不思議な双子と元刑事が、すべての真相を見抜くから。
轢き逃げを起こした車に積まれていた変死体、何度も殺人犯の身代わりになる男、全焼した家から発見された死後数十年の謎の死体……。
酒場に持ち込まれる「奇妙な事件」の裏にあるものとは!?

五年前に警察を早期退職した纐纈古都乃は、ある朝、車での轢き逃げ現場に遭遇する。その瞬間、交差点の向かいにいた双子の姉妹が妙な閃光を放ったように見え、轢き逃げをした車が急停止し、別の車と接触。そして轢き逃げをした車のトランクからは女性の遺体が発見された。後日、居酒屋を切り盛りする旧友からの頼まれ事をきっかけに、古都乃は双子と再会する。古都乃は姉妹に、「ことさんは、やっぱり見えるんだ」と話しかけられて――。

日本推理作家協会賞<短編部門>受賞の著者が放つ、極上の連作短編集。

内容説明

“特殊設定”の第一人者が贈る安楽椅子ミステリ。五年前に警察を早期退職した纐纈古都乃は、ある朝、車での轢き逃げ現場に遭遇する。その瞬間、交差点の向かいにいた双子の姉妹が妙な閃光を放ったように見え、轢き逃げをした車が急停止し、別の車と接触。そして轢き逃げをした車のトランクからは女性の遺体が発見された。後日、友人の久志本刻子からの頼まれ事をきっかけに、古都乃は双子と再会する。古都乃は姉妹に、「ことさんは、やっぱり見えるんだ」と話しかけられて―。

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒業。95年『解体諸因』でデビュー。『七回死んだ男』や「匠千暁」シリーズ、「腕貫探偵」シリーズなどSF要素のある本格ミステリ作品で人気を博す。2023年「異分子の彼女」にて第76回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

69
まあ、あらすじだけで予見は付く特殊設定百合ミステリ(と書いてやっぱいつもの西澤さん。お酒と食事もあるし)だけど、まさかの百合フラグはあらすじとは別の・・・。表題作や各話のタイトルがストンと腑に落ちる感じはいいんだけど(動機が飛んでるのはまあ、いつものことだし)、亡き相手への百合慕情と折り合いを付ける方に話がシフトして双子の油布姉妹と特殊能力の影が薄くなってきたような感・・・(話によっては双子よりギミーさんの影が濃い感)双子の家庭環境が心配になって来るんですが(汗)。小ネタだとガチャネタが記憶に残るかも。2024/10/02

aquamarine

62
五年前に警察を早期退職した纐纈古都乃と、不思議な力を持つ双子の女の子によって「奇妙な事件」の謎に迫る連作短編。特殊能力により隠されていたものが見えたり、古都乃の娘が現役刑事で自身の過去の部下との繋がりがあったりと会話を交わしていくうちに真実が見えてくる。表題作の一話目がとてもよくて楽しく読み進めていったのだが、途中から古都乃の過去の人間模様が主線になってきて失速。結局後半を読むのに3日もかかってしまった。好みの問題だと思うが、私はシンプルに退職刑事と特殊能力の双子の事件解決だけの連作の方がよかった。2024/09/15

hirokun

55
評価せず。過去データを検索してみると、西澤保彦さんは初読みの作家さんだったようだ。途中まで読み進めたが、ストーリー構成が複雑で、連作短編にも拘らず登場人物がむやみに多く、私との相性があまりよくないと思った為、完読出来ず。脳トレにはなるかなと思ったが、限られた人生、心地よく読める読書を優先。2024/10/31

えみ

50
新感覚。なんだかとっても不思議な読了感に包まれる。あえて表現するならば、プリンに醤油をかけたらウニ味になる…みたいな。メロンだと思って食べていたらきゅうりに蜂蜜をかけたものだった…とか。組み合わせでまさかこれを再現することができるのかという意外性が面白いミステリ。元警察官の古都乃と人を思い通りに操る能力を持つ・しえり、人の思念上にいる人物を写真に写せる能力を持つ・みをりの双子が事件を解き明かす。特に不思議な能力を持つ双子の姉妹の存在が古都乃の推理に組み込まれるエンジンのような形になっていて興味深く読んだ。2024/10/13

Gemi

33
好きなミステリ作家さんの一人である西澤さんの最新作。今作は装丁に描かれている双子の不思議な能力がカギを握る構成。特殊設定の安楽椅子探偵もの。主人公は刑事を早期退職した纐纈古都乃。舞台は友達の久志本刻子が経営している飲食店「KUSHIMOTO」。現役刑事の義娘、その双子、店の常連さんなどの情報から謎を解いていく。と、一見すると面白そうかなと思うのだが他のレビューにもあるように、その設定に必要性を感じなかった。敢えてなのか文章も読みにくくなっていた。この設定でシリーズ化とかするにしても、心を掴まれなかった。2025/01/24

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