PHP新書<br> 日本はなぜ世界から取り残されたのか―世界のエリートが考える衰退の要因

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PHP新書
日本はなぜ世界から取り残されたのか―世界のエリートが考える衰退の要因

  • サム田渕【著】
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  • PHP研究所(2024/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856841
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「心に静けさを持つ」といった長所がある一方、「政治家が政府から学ぼうとしない」「短期的、効率的な方法を好み、長期的、漸進的な方法を苦手とする」などの短所も見られる――。マハティール・元マレーシア首相などエリート33人が日本人の特徴を語り、日本の停滞が続く理由を真摯に考える。
さらに日本出身でフロリダ州政府で働いた経験を持つ著者が、過去の日本の経済成長と、現在の停滞の要因である日本独特の価値観「ジャパニズム」を論じる。
【アンケートに真摯に答えた33人のエリートたち】
●アメリカ――元フロリダ州予算管理官、元弁護士、ハーバード大学ロースクール元客員教授など計9人
●ヨーロッパ――フランス財務省高官、ポルトガルの大学教授、イギリス財務省高官など計6人
●アジア――マハティール・マレーシア元首相、日本で大学院を修了し中国・日本で事業を展開している中国人、バングラデシュ政府役人など計10人
●アフリカ――マラウイ政府高官、南アフリカ共和国財務省職員、ソマリアの政府職員など計4人
●日本――国連PPP(官民連携)推進局コンサルタント、外務省系組織勤務など計4人
【目次より】
●日本人の礼儀正しさの背景に見えるもの
●専門分野を持たない低レベルな政治家・政府職員
●傷口に絆創膏を貼るだけの政治
●アメリカのように官の仕事にもノルマを
●マハティール元首相のビジョンと世界観
●提案① ウッドペレット生産によるエネルギー政策
●提案② 原発をLNG(天然ガス)発電にコンバート
●提案③ 災害準備対策機関・JEMAの設立

内容説明

日本の強みと弱みを、「他国からの視線」で知る。「心に静けさを持つ」といった長所がある一方、「政治家が世界から学ぼうとしない」などの短所も見られる―。マハティール・元マレーシア首相などエリート三三人が日本人の特徴を語り、日本の停滞が続く理由を真摯に考える。さらに日本出身でフロリダ州政府で働いた経験を持つ著者が、過去の日本の経済成長と、現在の停滞の要因である「ジャパニズム」を論じる。

目次

第1章 日本人の強みと弱点(アンケート1 日本人の優れているところとは;アンケート2 日本人の弱点と思われるところとは ほか)
第2章 日本の政治 長所と短所(アンケート3 日本の政治・政府の長所、短所とは;私を民主主義に目覚めさせたアスキュー知事の言葉 ほか)
第3章 日本経済の強みと弱み(アンケート4 日本経済の良い面、悪い面とは…;「ミラクル」と呼ばれた高度経済成長期のイメージを引きずる ほか)
第4章 日本はどのように世界に貢献できるか(アンケート5 日本はこれからどのように世界に貢献すべきか…;期待される先進技術と伝統文化の精神 ほか)

著者等紹介

サム田渕[サムタブチ]
東洋大学国際学部名誉教授。東洋大学アジアPPP(官民連携)研究所顧問。国連PPP推進局レジリエンス・サステナビリティ委員。世界PPP協会アジア・太平洋支部チェアマン。1950年石川県生まれ。立教大学卒業後渡米。77年フロリダ州立大大学院都市地域計画学部修了後、フロリダ州知事室、州商務省に勤務し、アジア課長などを務め88年退職。80年USTR(米代表通商部)特別補佐官(出向)。米国高速鉄道TOD(公共交通指向型開発)に従事。帰国後、2006年東洋大学PPP大学院教授、東洋大学アジアPPP研究所所長、東洋大学国際学部GINOS学科教授を務める。国連PPP委員会常任理事を経て18年同議長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メタボン

30
☆☆★ 題名に惹かれて読んだが、内容はもう少し踏み込んでほしかったという印象。日本から離れ、フロリダ州での著者の活躍は特筆すべきものだが、上から目線が気になる。伝え方で損をしている。無意識のうちに社会の本質的な変化を望まないジャパニズムが現在の日本の停滞の元凶。日本の人口は世界の1.5%、経済パフォーマンスは3%。世襲議員は親の地盤・看板・鞄を継承。日本の負債は1秒で400万円増加。コロナワクチンを作れなかったため日本は税金が流出。VUCA時代の対応力が課題。リスクを取り未来へ投資しようとしない。2024/08/09

Mc6ρ助

17
今までにない視点で現代日本のあれやこれやをほじくり出してくれるが、そんなにアメリカの兄貴の後を追いかけていいんかい?トランプ全面否定は大賛成だけど、分断のアメリカに疑問はないのだろうか?植民地な日本になんの言及もないなんてずいぶんとずいぶんだよね。これも読み友さんの感想から。2024/06/03

to boy

16
大学卒業後渡米してフロリダ州政府で長く働いてこられた著者による現代日本論。海外の方のアンケートを基に日本の長所短所を述べられている。多くの方が回答しているのは「日本の政治家の質が低い」、役人が短期で移動してしまうので信頼関係を築きにくい」との事。親の地盤を引き継いだ(選挙に勝つ方法は知っていても政治を知らない)二世議員の多いのも問題かな。戦後続いてきた政治経済モデルを見直す時期に来ているという意見は賛成だが、著者の提言案はなんか今一つ物足りない気がした。2024/07/17

ossan12345

11
日本が衰退途上国と言われるようになってすでに久しい。圧倒的な経済成長により奇跡と崇められ、世界の模範とされたのは今から30年・40年以上も前のこと。バブル崩壊後の失われた30年はあまりにも長かったし、かつ打つ手なく過ぎ去った30年はあっという間だった。いまだに先進国の一員として、円安が続く中でもそれなりに一流の地位を保ち続けられる、と思っている者がいるとすれば目出度いことこの上ない。他国への人材流出もとどまることなく、危機感をいや増しに感じる機会となった。2024/05/07

ニョンブーチョッパー

7
★★★★★ 海外や国内のエリートから見た、日本人や日本についての奇譚のない意見が、プラス面もマイナス面もとても参考になる。いろんな意見があって、共通している点や異なっている点のどちらもなるほどと思う。各アンケートのグループごとにまとめが書いてある本書の構成も好印象。2024/10/13

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