出版社内容情報
人手不足、EC市場の成長による宅配数の増加、
トラックドライバーの労働時間規制、輸送費の高騰……。
物流における「2024年問題」は、課題が山積している。
この問題が2024年だけで終わればいいが、
今後も物流を巡る環境は過酷さを増していくことが予想される。
当然、その影響からは日本企業で働く我々も免れない。
今後、物流は「企業格差」を広げる原因の一つとなるだろう。
物流は、企業の生産性や収益性を大きく左右する。
そのことにいち早く気づいた企業たちは、先手を打つ。
アマゾン、ヨドバシ、アスクル……、独自の「物流戦略」をもとに
圧倒的な競争力を生み出す企業は、どんな取り組みをしているのか?
本書では、物流の最新事情に精通する著者が、
「物流最前線」を走る企業をピックアップ。
優良企業の物流戦略と、それを可能にする仕組みを紹介する。
物流の「今」と、高収益を生み出す企業のビジネスモデルがわかる!
そこから「次の一手」が見えてくる!!
あなたの会社を「物流で勝つ会社」にする選りすぐりのケーススタディをご覧いただきたい。
内容説明
人手不足、EC市場の成長による宅配数の増加、トラックドライバーの労働時間規制、輸送費の高騰…。物流における「2024年問題」は、企業の生産性や収益性を大きく左右する。こうした中、アマゾンやヨドバシ、アスクルなどの物流最前線を走る企業は、自社のビジネスモデルに合わせた戦略で先手を打つ。いったい、どんな取り組みをしているのか?企業の最先端の物流戦略を読み解くケーススタディ。
目次
序章 なぜ今、他社の物流戦略を学ぶのか?
第1章 送料有料時代に負けない「ヨドバシカメラ」のビジネスモデル
第2章 「ファーストリテイリング」は、なぜ物流会社を目指すのか?
第3章 買い物の変化に翻弄される「アメリカ企業」
第4章 人口減少時代の成長戦略「コープさっぽろ」と「セイコーマート」
第5章 物流危機でも攻めの経営「アスクル」の勝算
第6章 コロナ禍を乗り越え、進化し続ける「アマゾン」の物流
終章 実践「物流の4C分析」
著者等紹介
角井亮一[カクイリョウイチ]
株式会社イー・ロジット取締役会長。1968年大阪府生まれ、奈良県育ち。現在、東京都人形町を拠点に活動。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得修了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAを1年3カ月で取得(マーケティング専攻)。帰国後、船井総合研究所入社。その後不動産会社を経て、家業の光輝物流に入社。日本初のゲインシェアリングを達成したことが契機となり、2000年株式会社イー・ロジットを創業。物流全般のコンサルティング・セミナー活動などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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