PHP新書<br> つながらない覚悟

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PHP新書
つながらない覚悟

  • 岸見 一郎【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2023/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569856216
  • NDC分類 159
  • Cコード C0211

出版社内容情報

私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。しかし、人とつながるとはどういうことなのかがよく理解されておらず、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。
「私」を失わないためには孤独を恐れてはいけない。私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を哲学者が語る。
【本文より】
●支配、強制されて作り出されるつながりは、偽りのつながりである。このつながりは、人は本来的には他者とつながって生きているという意味の真のつながりとは別物である。
●相手を理解したい、理解しようとする。これが愛である。ただ一緒にいるだけでは、いい関係を築けない。互いを理解する努力が必要である。(中略)理解しようと努力しても、その理解が正しいかどうかがわからないのであれば、たずねるしかない。
●誰かを支配したり、依存したりすることなく、自分の完全性を保ったままで人と結びつくにはどうしたらいいか。「共鳴」(レゾナンス)という仕方であれば、他者に影響を与え、他者から影響を受ける。他者と共鳴することで、自分が変わることはある。

内容説明

「偽りのつながり」を「真のつながり」に変える。私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。しかし、他人との「絆」が依存・支配関係になってしまうことも多い。「私」を失わないためには、孤独を恐れてはいけない。私たちにはつながらない覚悟が必要なのだ。望ましくない人間関係を捨てて、偽りのつながりを真のつながりに変えるための考え方や方法を哲学者が語る。

目次

第1章 人と人がつながっているのがノーマル
第2章 依存する人
第3章 支配する人
第4章 関係を分かつ
第5章 依存と支配
第6章 孤独を恐れない
第7章 自分の人生を生きる
第8章 親は子どもにどう接するか
第9章 理解するということ
第10章 まず人間であること
第11章 愛するということ
第12章 本当につながりたい人とつながる

著者等紹介

岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。奈良女子大学文学部非常勤講師などを歴任。専門のギリシア哲学研究と並行してアドラー心理学を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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だんぼ

282
座る位置さえ気にしてしまう利害関係の海にいる私、なのに「つながらない覚悟」、それはそのとおりなのだけれど、もっと優しい言葉が欲しい、学校も、仕事もすべて終わって、人間関係の恐怖から解かれて、そのとき、そのときは「つながらない覚悟」、間違い無く「つながらない覚悟」、そんな日を待ちたい2024/03/15

Roko

41
自分の考えが、実は誰かのコピーであるということを自覚するだけでも、考え方は大きく変わります。自分は知らないうちにこんなに洗脳されていたのかということがわかって来ると、モノを考える大前提が変わってきます。「人間関係を大事にしよう」という考えだって、それがエスカレートすると、依存とか支配とかという関係が生まれます。「つながり」のために自分がないがしろにされてしまっているとしたら、それはやめた方がいいのです。#つながらない覚悟 #NetGalleyJP2023/12/16

みこ

21
親と子、上司と部下間に起こり得る従属関係の危険性から人が人として生きることの重要性について説く。前半を読む限りでは子供や新入社員など判断力や思考力が至らない人間を親なり先輩なりが導くことはある程度の必要性があるだろうと著者の意見を完全には受け入れられずに読んでいたが、後半部の必要な時に必要な手助けをすることの健全さに話が至り納得はできた。「人は必要だから愛するのではありません。愛するから必要なのです」直近で観たアニメ映画のセリフより。2024/02/19

まゆまゆ

18
人と人とは本来つながっている。どんなつながりも自動的には成立せず、何らかの働きかけが必要だが、支配や強制による偽りのつながりに自ら気づき、自ら断ち切る覚悟を持つことの大切さを説く内容。一人一人が自立した考えを持ったうえでつながることを目指すが、見えない匿名の権威による強制には十分気をつけて。2024/03/19

Gokkey

14
著者のベストセラーに準えるならば、本書は「孤独になる勇気」といったところか。この孤独という言葉をどう捉えるかが難しい。共同体感覚という社会人として人の繋がりのなかを生きる存在を自覚する。その上で著者の言うニセの繋がり(他者に依存し、他者を支配する関係)を絶ちきること、これが孤独である。私が私らしく居られる場所で他者を幸せに出来る対人関係の中で生きよ。仕事も幸福になるための手段であって、仕事を目的として生きるのではない。抽象的になりがちな内容だが、著者の闘病経験や会社組織を例に旨く伝えている。2023/12/28

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