出版社内容情報
「今どきの若者は〇〇だね」と自らの印象で語られがちだが、研究者やノンフィクション作家たちは若者をどう捉えているのか。
「承認欲求はあるが人前では褒められたくない」「『ゆるい職場』だと自分は成長できるのかと不安になる」「『SDGsに配慮したモノだと、堂々と胸を張れる』など『意味のある消費』を望む」……。Z世代の思考を知り、日本の今と将来を考える。
●10代から20代は人前で褒められたくない世代
●「推し」が出るならテレビを観る
●韓国人男性に惹かれる日本人女性
●「若者の本離れ」というウソ――近年の小中学生は1955年以降で最も平均読書冊数が多い
●困窮して身体を売る人たち
●誤解されるヤングケアラー
●「地方のいなか」の若者がもつ希望
内容説明
16人の識者による分析で、若者の実像が見えてくる!「今どきの若者は○○だね」と自らの印象で語られがちだが、研究者やノンフィクション作家たちは若者をどう捉えているのか。「承認欲求はあるが人前では褒められたくない」「『ゆるい職場』だと自分は成長できるのかと不安になる」「『SDGsに配慮したモノだと、堂々と胸を張れる』など『意味のある消費』を望む」…。Z世代の思考を知り、日本の今と将来を考える。
目次
Z世代はなぜ「イミ(意味)消費」に向かうのか?
世代間対立に潜む「正義の独善」
マッチングアプリと恋愛コスパ主義
「みなまで言うな」は通じない
認められたいけど目立ちたくはない
「無敵の人」を生まないためにできること
政府公表「自殺者数減少」は真実か
差別と偏見に苦しむヤングケアラー
若手社員が辞めない職場とは
「若者の本離れ」というウソ
「言葉の転換期」で格闘する若者たち
韓国人男性に惹かれる日本人女性
カラダを売らざるをえないZ世代
「推し」が出るならテレビを観る
『古見さんは、コミュ症です。』に見る、イベント化した日常世界
地域間格差と若者の希望
著者等紹介
山田昌弘[ヤマダマサヒロ]
中央大学文学部教授。1957年、東京都生まれ。86年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専門は家族社会学。「パラサイト・シングル」「格差社会」「婚活」などの言葉を世に広めたことでも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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