出版社内容情報
芸能界での生き残り戦略は雑草の戦略と同じ!?
小島よしおさんの芸能界での処世術をみて雑草っぽいと感じた稲垣先生。「強者がいない場所を探す」「誰もやっていないことを最初に始める」「弱い者同士で集まって対抗する」など、人生の戦略に活かせる雑草の戦略を、小島さんの人生エピソードを通して解説する。
雑草の戦略は人生に意外と応用できる!
●予測不可能な環境では、小さなタネをたくさんばらまくことが大切
●植物は環境を受け入れて、自分を変えていく
●「得意なところ」の周辺に「ナンバー1になれそうな場所」がある
●競争しない努力もある
●持っているものを出し惜しみしていると、新しいものは入って来ない
●自分が伸びていく方向が間違いなく「前」なのである
●大切なことは誰かより優れていることではなく、誰かとは違うこと
●大切なことを見失わないことが、本当の雑草魂
抜かれて、刈られて、踏まれても、へっちゃらです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オールド・ボリシェビク
3
小島よしおの芸歴と、雑草の繁殖戦略をパラレルに並べながら、そこから生きていく知恵を学ぼう、という趣向。なかなかに面白かった。「どの雑草も自分にとって得意なところにしか生えていない」「競い合うよりも助け合う方が有利」などなど。雑草は無駄に立ち上がろうとはしない。大切なことを見失わないことが、真の雑草魂なのだという。なるほど。頑張らなくてもいい。自分をしっかり見据えていればいいのだ。2024/02/09
こじか
2
小島よしおさんと雑草の関連性が興味深かった。上手くいかないときは根を伸ばすことや、周りと違うことをやることの大切さを知った。確かに自分の周りにも絶対勝てない人はいて、心が折れそうになるが、自分の強みを探すことを意識したいと思った。2023/12/27
noco
0
「雑草芸人」と自らを呼ぶ、小島よしおのこれまでの経歴に、稲垣栄洋さんが雑草エピソードを織り交ぜた一冊。 小島よしおは「そんなの関係ねぇ」のネタで一世風靡したが、その後のこのネタを大事にしつつ、様々な活動をしている。 小島よしおから学んだことは、先輩や仲間の何気ないアドバイスを自分に取り入れること、誰もやっていないことをやってみること、それから色んな分野の本を読むことだ。雑草も得意分野を生かして住み分けている。 タンポポは冬は上に伸びないが、その間地下に1mも根を伸ばす。生き延びるための戦略は多い方がいい。
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