松籟邸の隣人〈1〉青夏の章

個数:
電子版価格
¥1,899
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

松籟邸の隣人〈1〉青夏の章

  • 宮本 昌孝【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • PHP研究所(2023/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 42pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月03日 03時44分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569855950
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

明治時代の湘南といえば、大磯だった! 

この地には、明治20年代後半から、伊藤博文、大隈重信、陸奥宗などの大物政治家や、岩崎弥之助など経済人が別荘を建て、そこを目指して多くの人が集まるようになった。
また大磯は、日本初の海水浴場として、老若男女が集う一大リゾート地だったのである。
本書は、この地をこよなく愛し、後に宰相となる少年・吉田茂と、謎の隣人・天人(あまと)の二人が、別荘地で起きる様々な事件を解決していく連作活劇ミステリー。
茂が少年時代を過ごした吉田家の別荘は、父・健三によって「松籟邸」と名付けられていた。一方、隣人・天人が住んでいたのは、瀟洒な洋館。アメリカ帰りとも思えるこの若者は、一体何者なのか。そんな天人によって人間性を育まれた茂は……。
『天離(あまさか)り果つる国』で注目を集めたエンタメ作家が、虚と実を巧みに織り交ぜて紡ぎ出した「明治浪漫」。

内容説明

伊藤博文、陸奥宗光、渋沢栄一…舞台は明治の英傑がつどう別荘地・大磯。少年・吉田茂が、数々の怪事件に挑む!吉田家の別荘・松籟邸に住み、後に総理大臣となる若者が、謎の隣人・天人とともに事件を解決しながら成長していく連作活動ミステリー。

著者等紹介

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日本大学芸術学部卒業後、手塚プロダクション勤務を経て執筆活動に入る。95年、『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、以後、歴史時代小説作家として第一線で活躍。2015年、『乱丸』にて、第四回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。2021年、『天離り果つる国』(上・下)にて、「この時代小説がすごい!2022年版」(宝島社刊)の単行本部門で第1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

124
少年吉田茂が奇妙な隣人と関わったおかげで怪事件に巻き込まれるストーリーは、実在の著名人が相次ぎ登場するなど明らかに山田風太郎の明治物に倣っている。表向きは落ち着きを取り戻したかにみえる明治中期の大磯でブルジョア生活を送る吉田だが、アメリカ帰りの隣人に導かれるように、まだ維新の敗者の傷は癒えず報復の機会を窺っている事実を教えられていく。未来の大宰相が初めて宰相学を学ぶ姿は教養小説の変種であり、その点は山田作品にない新しさだが、吉田が十代という設定のせいか明るいジュブナイル小説を読んでいる感じが拭えなかった。2024/01/15

Atsushi Kobayashi

23
吉田茂のころの時代の話がないので、興味津々です。 大磯もう1回行かなきゃと思う次第です。 残念なのが、次巻がでるのがずーっと先。はやく続きがみたいです。2023/11/27

信兵衛

21
時代は明治、まだ幕末の気分や当時の怨念を未だに引きずる人間もいて、そうした処から事件が起きたりもします。 また、大磯という場所、維新の元勲、実業家といった貴顕たちが多く別荘を構えていることから、歴史上の有名人物たちが次々と顔を見せ、それによるゴタゴタもある、といった次第。 そうした舞台設定であるからこそ、本ストーリィ、すこぶる面白い、という訳です。2024/01/21

そうたそ

13
★★★☆☆ 歴史小説や時代小説のイメージが強い著者だが、本作は少年時代の吉田茂が様々な事件に直面する様を描いた一風変わった作。謎の隣人・天人の存在も魅力的で、史実とフィクションのバランスが絶妙。知っている偉人の名が次々登場するのも面白い。事件は起こるが、ミステリというよりは青春活劇と言うべきか。全三巻予定とのことだが、今度吉田少年はどこまで成長していくのか楽しみなところ。2024/02/29

このみ

6
藤沢から陸蒸気に乗って大磯の停車場へ。吉田家別邸である松籟邸へ向かう齢十二の若き当主、吉田茂。大磯は明治初期より政財界の別荘が多く建てられ「政界の奥座敷」といわれた地。この風光明媚な「こゆるぎ」の地を舞台に、利発な茂少年と奇妙な隣人、天人(あまと)シンプソンの冒険活劇。明治の偉人たちも多数登場。輝く海と海岸の松林、絶えぬ波音、と夏の描写が爽やかで、青春の溌剌の中にいる茂少年との呼応がまたよい。三部作とのこと、次作が楽しみだ。大磯という場所の魅力が詰まっている。新杵の西行饅頭も登場して嬉しい。2024/11/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21578175
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品