出版社内容情報
これは単なる三島論ではない。作家、行動者である以前に「いい人」であった三島を哀切の思いで描いて、日本、日本人とは何かを問う
内容説明
三島事件の前日・当日&翌日。「あの日」から四半世紀を経て沈黙の記者が彫る「三島さん」の墓碑銘。
目次
第1章 死者と対話するように
第2章 初の体験入隊
第3章 「四年待つた」とは?
第4章 バンコクで再会
第5章 プールサイドの会話
第6章 『和漢朗詠集』の一句
第7章 林房雄にからむ謎
第8章 いつ死の覚悟を?
第9章 その前夜まで
第10章 十一月二十五日
第11章 死後