出版社内容情報
新興家電メーカーBEATECHの西郷武彦は、創業者・島津彬光から薫陶を受け、営業本部長として類稀なリーダーシップを発揮していた。その後新社長である島津敏光に疎まれ子会社に出向したのだが、やがて本社に復帰し、人事部長として様々な難問に取り組むこととなった――。物語を通して疑似的に「経験学習」を行うことで、人望についての深い理解が生まれる一冊。ベストセラー『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の著者が「迫真のドラマ&理論」で解説!
●1on1よりも、明確な指示を
●人望がある人とは、組織の価値観を体現している人
●組織の矛盾は中間管理職へ……
●言葉だけではモチベーションは上がらない
●「具体と抽象」で価値を発見する
●アンコンシャスバイアスの罠
●器とは視座である
●島津久光はなぜ西郷隆盛に屈服したのか
●歴史は繰り返す
●「人望」は、時に暴走する
●人望がある人とは、希望を与えられる人
内容説明
「人気」や「論理」だけでは、人を動かすことはできない。新興家電メーカーBEATECHの西郷武彦は、創業者・島津彬光から薫陶を受け、営業本部長として類稀なリーダーシップを発揮していた。その後新社長である島津敏光に疎まれ子会社に出向したのだが、やがて本社に復帰し、人事部長として様々な難問に取り組むこととなった―。物語を通して疑似的に「経験学習」を行うことで、人望についての深い理解が生まれる一冊。
目次
第1章 新入社員五代くんの憂鬱(議論をするなら、同じ視点で;1on1よりも、明確な指示を;人望がある人とは、組織の価値観を体現している人)
第2章 有馬課長の暴走(組織の矛盾は中間管理職へ…;言葉だけではモチベーションは上がらない;オンとオフを区別せずに考える;「具体と抽象」で価値を発見する)
第3章 海江田本部長の反乱(アンコンシャスバイアスの罠;「五つの観点」から情報を得よ;器とは視座である)
第4章 小松取締役の苦悩(「スローガン」で存在価値を示す;人に選ばれる動機;島津久光はなぜ西郷隆盛に屈服したのか)
第5章 島津敏光社長の孤独(歴史は繰り返す;「人望」は、時に暴走する;人望がある人とは、希望を与えられる人)
著者等紹介
眞邊明人[マナベアキヒト]
脚本家、演出家。1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業を経て独立。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導や、一部上場企業を中心に年間100本近くのビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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