出版社内容情報
なぜ、その店に人は吸い込まれるのか?
いつも繁盛しているお店には、人間の認知機能・心理・クセを巧みに利用した
「つい、人が動いてしまう」驚くべき仕掛けがある。
秘密は、「立地戦略」にある。
・高級住宅街に、激安コンビニを出店する理由
・なぜ、コメダ珈琲店はロードサイドを中心に出店するのか
・飲食店に向かない立地とは?
意図や理由がわかると、「バカな!」「なるほど!」と驚いてしまう秘密が満載だ。
本書は、カフェやそば屋、サロンなど、出店を考えている人はもちろん、
企業の店舗開発担当者、店舗出資者を対象に、立地の基本が学べる「入門書」である。
新型コロナウイルスの影響、値上げラッシュ、人口減少……こうした現状をふまえ、
資本力に頼らなくても、立地戦略を駆使して生き残る方法を解説する。
3万件の調査実績を持つプロが伝授する、
貴重な資金を数カ月で溶かさないための「失敗しない出店戦略」とは?
内容説明
出店するなら、どこ?カフェ・そば屋・サロンの物件選び…儲かる場所がわかる!3万件の調査実績をもつプロが伝授!
目次
プロローグ 立地戦略の基本となる「10の思考法」
第1章 立地戦略の基本「お客様の心理」を学ぼう(「心理的障害」とは何か;「認知性」の大切さ;お客様に嫌な記憶を残さない;お客様を不安にさせない;「ターゲットの利便性」を考える;お客様の「面倒くさい」をなくす;お店に行く「目的性」を考える;お店の「看板」に気づかせる)
第2章 コンビニ業界に学ぶ「潜在ニーズ」の探し方(街のイメージに騙されない!;土地と商品の「親和性」;ターゲットと立地の関係;タバコを売るには?;現地調査で必要な3つの視点)
第3章 飲食チェーンに学ぶ「立地の利便性」(飲食店の「やってはいけない」;ビルテナントの出店戦略;ビジネスモデルと立地の関係;オペレーションと立地の関係;一等地がすべて、ではない!;集客の武器「顧客誘導施設」)
第4章 判断を曇らせる!「立地戦略の誤解」(東京のセオリーは全国で通用する;駅チカに出店すれば、安パイ;地下鉄の出口付近なら、人が集まる!)
第5章 出店戦略の実践(人口の大切さがわかる話;人口の次に見るべきは「店舗数」 ほか)
著者等紹介
榎本篤史[エノモトアツシ]
株式会社ディー・アイ・コンサルタンツ取締役社長。2004年ディー・アイ・コンサルタンツ入社。小売業、外食、サービス業、生活関連サービス・娯楽業など、流通全般の成長支援プロジェクトに参画。クライアント企業との協働作業により、戦略の立案および実行を支援。相互尊敬とチームワーク、多様な個性や知見、専門性の融合から生まれる相乗効果を大切にすると共に、クライアント企業との長期的な信頼関係の構築を重視している
植井陽一[ウエイアキヒロ]
同Manager。2013年野村総合研究所、2016年GCA(現Houlihan Lokey)を経て、2020年同社へ入社。多様な案件に携わって得た知見を活用し、店舗開発の近代化(データ整備、フレームワーク作成、データに基づく意思決定の推進)に取組む。サービス(教育、美容、介護、娯楽など)、小売(医療、菓子、日用品、建材など)、外食(カフェ、デリバリーなど)、様々な案件に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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