PHP新書<br> 北極海―世界争奪戦が始まった

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PHP新書
北極海―世界争奪戦が始まった

  • 石原 敬浩【著】
  • 価格 ¥1,122(本体¥1,020)
  • PHP研究所(2023/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569854731
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0230

出版社内容情報

21世紀最大の地政学的フロンティアはここだ! 地球温暖化の進行でますます広がる北極海航路。北極圏には何と未発見天然ガスの30%、石油の13%が眠っているという。まさに「宝の土地」だ。
現在、地球温暖化によって減少の一途を辿っている北極の氷。しかし、沿岸国のロシアや域外国の中国等は温暖化によるマイナス面より、氷が融けることで「航海が可能になる」「資源の開発ができる」メリットに注目している。各国は来たるべき時に備えて科学調査や資源探査活動を重ね、権益確保のために軍事力の強化、基地の整備を進めている。そしてこれらの活動が摩擦を生み、いまや安全保障上の問題となりつつあるのだ。
ロシアの北方部隊増強、中国の氷上シルクロード構想、日本の切り札「北極域研究船」。「北の海」をめぐって展開するバトルを、現役の海上自衛隊幹部学校教官が明解にレクチャーする。

第1章 地球温暖化で開かれる北極海
第2章 北極海をめぐる対立の歴史
第3章 ロシアと北極、プーチン大統領
第4章 中国「氷上シルクロード」の野望と米国の反発
第5章 協調可能性と課題:国際制度
第6章 日本と北極

内容説明

現在、地球温暖化によって北極の氷は減少の一途を辿っている。しかし沿岸国のロシアや域外国の中国等は温暖化がもたらすマイナス面より、氷が融けることによって「航海が可能になる」「資源の開発ができる」というメリットに注目している。各国は来たるべき時に備えて科学調査や資源探査活動を重ね、権益確保のために軍事力の強化、基地の整備を進めている。そしてこれらの活動が摩擦を生み、いまや安全保障上の問題となりつつあるのだ。「北の海」をめぐって展開する知られざるバトルについて、現役の海上自衛隊幹部学校教官が明解にレクチャーする。

目次

第1章 地球温暖化で開かれる北極海
第2章 北極海をめぐる対立の歴史
第3章 ロシアと北極、プーチン大統領
第4章 中国「氷上シルクロード」の野望と米国の反発
第5章 協調可能性と課題:国際制度
第6章 日本と北極

著者等紹介

石原敬浩[イシハラタカヒロ]
海上自衛隊幹部学校教官・2等海佐。1959年、大阪生まれ。防衛大学校(機械工学(船舶))卒業、米海軍大学幕僚課程、青山学院大学大学院修士課程修了(国際政治学)。護衛艦ゆうばり航海長、護衛艦たかつき水雷長、護衛艦あまぎり砲雷長兼副長、練習艦あおくも艦長、第1護衛隊群司令部訓練幕僚、海上幕僚監部広報室などを経て、現職。慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雲をみるひと

23
北極海がテーマ。歴史から主要国のスタンス、最近の気候変動まで総花的に記されている。あまりメジャーなトピックではないので、このような編集も仕方ないかもしれないが、章立てなどもう少し交通整理されていた方がよかったような気がする。中国の章にグリーンランドの内政の話が盛り込まれてたりするのはやはり違和感を覚えるので…2023/12/05

紫の煙

7
地球温暖化で、北極の氷が減少した結果、北極海航路が注目されている。地面師の詐欺の材料にも使われていた。ロシアと、米国、カナダが対峙する北極海は、冷戦の頃から緊張の最前線だ。中国も参戦してきた。海上自衛隊幹部が著者で、知らないことがたくさんあった。2025/01/31

お抹茶

3
戦後二十年の北極海は空中でも海上でも東西対立と核戦略の最前線だったが,ソ連艦艇の脅威が低下すると,北極海は「忘れられた海」になった。それが,地球温暖化による氷解や中国の進出,ウクライナ戦争で,今また軍事的な重要性を増している。中国は北極進出を隠さなくなり,科学調査と並行して資源調査をし,グリーンランドやアイスランドにも接近する。カナダは,グリーンランド近くのハンス島という小島を巡るデンマークとの領土問題を平和裏に解決し,海軍の哨戒艦を増やして,北極海での作戦能力向上を目指す。当然,ロシアも基地を強化する。2023/07/29

中将(予備役)

1
地球温暖化の影響で重要度が増した北極海をめぐる最近の安全保障の問題を、良くも悪くも軽妙な文体で一般向けに解説した新書。北極の航路が安全保障上重要であることや、資源をめぐってロシアと中国が、カナダとアメリカが、北欧諸国が対立していることがウクライナ戦争後の構図を踏まえながら解説されていた。安全保障の文脈で、中国のグリーンランド自治政府への投資や工作も取り上げられている。2025/01/18

竹の子

1
北極における国際関係・政治等に関する一冊。相当優しく読みやすく書かれているので詳しくない自分には嬉しかった。全体的に優しい中により高度な書籍や論文の紹介があって学びが広がる。 植村直己さんってやっぱりすごいですね。2023/09/18

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