香子〈1〉―紫式部物語

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香子〈1〉―紫式部物語

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569854519
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

5ヵ月連続発刊、第1弾!
千年読み継がれる物語は、かくして生まれた――帚木文学の集大成にして最高到達点の長編小説〈全五巻〉
父や祖母の薫陶を受けて育った香子(紫式部)は、「いつの日か、『蜻蛉日記』を超えるものを書いてほしい」という早世した姉の想いを胸に、物語への素養を深めていく。夫との短い結婚生活、家族とともに向かった越前での暮らし……その中で、香子はまったく新しい物語を紡いでいく。
香子の人生とともに、1巻では『源氏物語』「桐壺」~「末摘花」の帖についても描き出した、著者渾身の長編小説。

内容説明

千年読み継がれる物語は、かくして生まれた。帚木文学の集大成にして最高到達点の長編小説“全五巻”。大河ドラマの主人公・紫式部(香子)の生涯×『源氏物語』。1巻:父とともに越前へ、そして物語を書き始め…桐壺~末摘花の帖。

著者等紹介

帚木蓬生[ハハキギホウセイ]
1947年、福岡県生まれ。精神科医、医学博士。東京大学文学部仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。93年に『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、95年に『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、97年に『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年に『水神』で新田次郎文学賞、11年に『ソルハ』で小学館児童出版文化賞、12年に『蝿の帝国』『蛍の航跡』の「医軍たちの黙示録」二部作で日本医療小説大賞、13年に『日御子』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年に『守教』で吉川英治文学賞および中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

198
先日読んだ第二巻に続いて、漸く第一巻が配本されたので、遡って読みました。大河ドラマ「光る君へ」を観ているので、香子(まひろ):吉高 由里子、藤原 為時:岸谷 五朗のイメージで読みました。紫式部の本名は定かではありませんが、藤原香子が史実に近いと思われます。続いて第三巻へ。 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85451-92024/04/03

tamami

87
NHKの大河ドラマ史上、平安時代が初めて取り上げられるということで、便乗的?な出版が相次いでいる。それを承知で本書を読み始めたのは、『源氏物語』本編に何度か挑戦しつつもその度に挫折し、いわばアンチョコ!のような本作を読むことで、少しでも興味を持って読み込みたい、との希望を抱いたからである。作戦の成果は未出しではあるが、とりあえず本冊は読了する。同じ貴族の生活模様を映し出しているが、摂政関白家と受領階級のそれとでは大変な開きがあり、本冊では双方の様子がほの窺えて、未知の世界を覗き込むような感覚が興味を誘う。2024/01/11

Sato19601027

85
平安時代を苦手にしていたが、この本の「源氏物語」には夢中になった。作者の工夫が素晴らしい。幼いころから利発な紫式部(この本では香子)の目線で進む短歌と漢詩の世界に「源氏物語」が挿入される。最初は、藤原なにがしが多く登場して混乱するも、香子が越前で姉君の希望でもあった物語を書き下す頃には、小説の世界観にどっぷり引き込まれている。「源氏物語」には、香子の解説と父君、母君、祖母君などの感想が加わって、絶妙なリズムで読みやすい。「紫式部物語」も「源氏物語」もどちらも面白い。(第一巻は「桐壺」から「花摘末」まで)2023/12/30

くろにゃんこ

41
正直、読み始めで挫けそうになりました。紫式部物語。どうにか読み進められたのは?だらけだけど観ている「光る君へ」が思い浮かぶから。途中からは「源氏物語」を書き初めてその綴ったものも読めるという2倍の楽しみが。ここでは交わした歌がたくさん出てくるのも原文に近いのかな。しっかり読み解くことができないのが残念ですが内容も記されているのが良い。”末摘花”まで書かれていた。2024/05/01

rosetta

35
★★✮☆☆大河に乗っかった流行りの一冊。古典に慣れた人を読者に設定していて専門用語がなんの説明もなくポンと出てくる。牛車のクラスとか建物の名前とか、調べたことのある自分でもややこしかったし、漢詩や和歌に解説や訳もない。紫式部の物語かと思ったら、後半からはほぼ単なる源氏物語の作者による現代語訳。ところどころに書き進めつつある式部(この本では香子)の様子が挟まれるだけ。せっかく詳しくは分かっていない歴史上の人物を扱うのならもっとイマジネーションを広げて欲しかった。源氏物語本文なら今でも誰でも読めるのだから2024/02/27

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