出版社内容情報
誰もが「このままじゃまずい」と思っているのに、なかなか変われない老舗大企業。
ワンマン社長の暴走で危機に陥りつつある地方の製造業。
2つの企業を舞台に展開される「リアルすぎる企業変革ストーリー」。
「このままではじり貧。しかし、なかなか変わることができない……」多くの企業がこうした問題を抱えているだろう。本書はそんな企業を劇的に変革するための「コーポレートトランスフォーメーション(CX)」の手法を説くビジネス小説である。
主人公は「ゆでガエル大企業」の部長。そして、地方ワンマン企業の財務マン。たった一人の社員がどのように会社の問題を見つけ出し、トップを動かし、抵抗勢力との戦いを制し、社内を巻き込んで改革を実現するのかを、極めてリアルに描いていく。多くの企業の経営改革に携わってきた著者だけに、極めてリアルな「あるある」が満載だ。
「会社を変えたい」と思うすべてのビジネスパーソンに贈る、読めば必ず希望が湧きあがる一冊。
内容説明
危機感の欠如、トップの無関心、抵抗勢力の反発…企業変革を阻むさまざまな「壁」をどのように突破するか。2つのストーリーをもとにCX(コーポレートトランスフォーメーション)を実現するためのリアルすぎるノウハウを説く。
目次
第1部 「斜陽産業」からの脱出―伝統ある大企業のCX(衰退業種の悲哀;いつもと違う中期経営計画;「この10年、何か変わったのか?」 ほか)
第2部 ワンマン企業を「普通」の会社に―地方中小企業のCX(ワンマン社長;地元の有名企業として;銀行からの最後通牒 ほか)
第3部 会社を変える、会社が変わる(今、なぜCXなのか?;ポイント1「戦い方の変革」;ポイント2「組織の形の変革」 ほか)
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