出版社内容情報
昨今、原価の高騰で、商品やサービスを値上げせざるを得ない企業が増えています。ある程度は仕方ないと受け入れる消費者マインドはあるものの、やはり売り手にとっては「価格を上げたら売れなくなってしまうのでは」という不安が大きいでしょう。
こんなとき、強いブランドは有利です。
コスパの良さで選ばれている商品の場合、価格が上がるとコスパが悪くなるため、簡単に競合へのブランドスイッチが起こるものですが、「このブランドが好きだから」という理由で選ばれている商品は、多少の値上げがあったとしても、簡単にはファンを離しません。
「好き」を理由に購入しているファンは、今までに頭の中で蓄積されてきたブランドに対する信頼や想いを重要視するためです。
原価高騰などの外的要因に簡単に左右されないためにも、コスパの良さではなく、ブランドで選ばれる状態を目指すべきです。
とはいえ、日本には「もったいないな」と思えるブランドが数多くあるのが現実です。
「ブランドを軸に戦略を立てれば、もっとうまくいくのに」
「もっとブランドを育てれば、もっと顧客視点で考えれば、もう少し違うやり方をすれば、もっともっとうまくいくのに」
そこで本書では、強いブランドが、どのようにその“強さ”を築いているのかをまとめました。ブランドにとって重要なポイントを網羅していますので、本書を読むだけでも、強いブランドがどうして強くあり続けられるのか、その秘密がわかるはずです。
この書籍をきっかけに、会社の規模にかかわらず、ご自身のブランドでもできることを、ぜひ実行してみてください。
【本書の内容】
第1章 なぜブランドによって、あなたの会社が強くなるのか?
第2章 強いブランドの第一歩は「これ」だけ~あなたのブランドの「らしさ」と「存在理由」
第3章 顧客は「ここだけ」つかめばいい
第4章 勝ち方を知っているブランドは「これ」しかやらない
第5章 ブランドは、この価値だけを売っている
第6章 ブランドの魅せ方、伝え方
内容説明
「ブランドが弱い」を解消する24のポイント。
目次
第1章 なぜブランドによって、あなたの会社が強くなるのか?
第2章 強いブランドの第一歩は「これ」だけ
第3章 顧客は「ここだけ」つかめばいい
第4章 勝ち方を知っているブランドは「これ」しかやらない
第5章 ブランドは、この価値だけを売っている
第6章 ブランドの魅せ方、伝え方
著者等紹介
乙幡満男[オトハタミツオ]
株式会社ブランドテーラー代表取締役。大学卒業後、メーカーにて商品開発を担当。数多くのヒット商品を世に出し、特許も取得した。米国クレアモント大学院大学ドラッカースクール卒業(MBA)ののち、米系コンサルティング会社で、イオンのPBのブランディングに従事。2014年マツモトキヨシに入社。同社のPB「matsukiyo」など新しくブランドを立ち上げた。同社のブランド全体の売上・利益向上に貢献し、世界最大手のブランドコンサルティング会社が主催する「Japan Branding Awards」2018年最高賞受賞に輝く。2018年に、ブランド開発及び商品開発のコンサルティング会社を創業し、現在、大手流通やメーカーなど様々な企業のブランドコンサルタントとして活動中。セミナーや執筆活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。