PHP新書<br> 51のデータが明かす日本経済の構造―物価高・低賃金の根本原因

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PHP新書
51のデータが明かす日本経済の構造―物価高・低賃金の根本原因

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569853246
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

出版社内容情報

なぜ物価は上がっても給料は安いままなのか? 答えは日本企業の「経営体質」にあった! データが明らかにする日本経済の未来とは?

内容説明

物価の高騰、賃金の低迷が続く日本経済。未曾有の物価高にもかかわらず、賃金が「ほぼ横ばい」という異常事態。日本の平均賃金は韓国にも追い抜かされ、同時に歴史的な円安も進行している。かつてIMF(国際通貨基金)に勤め、現在は東京都立大学教授の著者は、「日本経済停滞の要因は、日本特有の構造、いうなれば“未熟な資本主義”にある」と喝破し、そのためには物価と賃金、さらにはそれらの土台となる「企業経営=労働・雇用のメカニズム」を知る必要があると説く。各種国際統計・データから、日本の経済構造の歪みを徹底分析し、日本再生の処方箋を示す1冊。

目次

第1章 物価―「30年ぶりの物価高」が意味するもの(世界中で広がるインフレ、止まらない円安;インフレとは何か? ほか)
第2章 賃金―「世界で一人負け」日本の低賃金(「物価が安くて幸せ」は真実か?;こんなに給料が上がらない国は日本だけ ほか)
第3章 企業経営と労働―「人やモノにお金をかけない国」日本(改革の鍵は「日本型雇用」にあり;日本の労働生産性はOECD38か国中、23位 ほか)
第4章 「未熟な資本主義」を脱却する方法(未曾有の経済停滞―「一人負けニッポン」をどう変えるか;「一億総貧国」を脱する処方箋は「付加価値」にあり ほか)

著者等紹介

宮本弘曉[ミヤモトヒロアキ]
1977年生まれ。東京都立大学経済経営学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D.in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞等の国内外のメディアでも紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

39
物価の高騰、賃金の低迷が続く日本経済。各種国際統計・データから、日本の経済構造の歪みを徹底分析して、日本再生の処方箋を示す1冊。世界的な物価高にもかかわらず、賃金が「ほぼ横ばい」という異常事態の日本。平均賃金は韓国に追い抜かされ、同時に進行する歴史的な円安。アメリカのインフレっぷりが突き抜けている現状ですが、日本が抱えている問題もまた根深くて、その解決方法として競争原理が働く「当たり前の資本主義」を機能させるという著者の主張がありましたけど、言うほど簡単ではないことはいろいろと感じるところではありますね。2022/11/21

re;

13
本著は22/10発売。先日読んだ貧乏国ニッポンが少し古かったので手に取ったが、最新のデータでそれを裏付ける形となった。いわずもがなだが、日本のシングルマザーは働いても働かなくても年収がほとんど変わらないそう。いいか悪いかというよりこういう構造に無理を感じる。そういうことが沢山ある。まじで。とはいえ、この構造に替わる新たな構造の構築の不可能性や、憲法の限界。みたいなもの。変えられない大枠の中、どんなテクニックで未熟な資本主義を補っていくのか。この先の日本の舵を取る人は、志高くある人でいてほしいと心から願う。2023/03/04

復活!! あくびちゃん!

7
再読。面白くないと言ったのに、また読んだ(笑)。結局、「日本不況→円通貨の流通量を増やす→ドルに換えられファンドが投機→ドルの保有量が増えた中国も元の流通量を増やす→中国の景気がよくなる」ってアホやん! ちゃんと自国の景気を良くしようよ!! ネ。2023/05/02

復活!! あくびちゃん!

5
うーん…。内容としては間違っていないのだが、面白くない(笑)。経済指標からわかることはこれまでも様々なメディアで指摘されてきているため、「そうだよね」という感想しかない。近年アメリカでは、様々な経済的問題が発生してもFRBによるコントロールで何とか立ち直っている。ということは、資本主義国であればある程度経済をコントロールすることができる理論が確立した(している)ということだ。では、何故日本はデフレから脱却できないか。そこを突っ込んで理論展開しないとねぇ。もう少しガンバりましょう!2023/04/02

こうすけ

4
現在の日本の立ち位置をデータとともに分析して、人材育成の重要性を提起している。最後の、「山は樹を以て茂り、国は人を以て盛なり」という吉田松陰のくだりが、深く刺さった。2023/02/20

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