麻阿と豪

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麻阿と豪

  • 諸田 玲子【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569853123
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

時は戦国。加賀一帯を支配する大名・前田利家の娘であったが故に、波瀾の人生を歩むことになった麻阿と豪――。
麻阿は、柴田勝家の猶子に嫁ぐため、北ノ庄城にいたのだが、豊臣秀吉に攻められ、城から命からがら逃げ出す。そんな麻阿に待っていたのは、前田家のため、秀吉の妻になるという運命だった。
一方、妹の豪は、秀吉の養女として蝶よ花よと育てられた後、秀吉子飼いの大名・宇喜多秀家に嫁ぐ。絵に描いたような幸せな人生を送っていたのだが、関ヶ原の合戦を機に運命が暗転する。
姉妹は、時に反目しながらも、助け合い、前田家生き残りのため、子供たちのため、様々な苦難を乗り越えていく。
時代に翻弄されつつも、生き延びていった姫たちの目から乱世を描いた傑作歴史長編。ベテラン作家が紡ぎ出す、姫ふたりのバディ小説。

内容説明

前田利家の二人の娘―。姉妹だからこそ、戦国の世を生き抜けた。豊臣秀吉の妻となった「麻阿」、秀吉の養女として宇喜多秀家に嫁いだ「豪」。姉妹は、時に対立しながらも助け合い、秀吉の死、関ヶ原の戦いを乗り越えていく…。女の目から乱世を描く傑作歴史長編。

著者等紹介

諸田玲子[モロタレイコ]
静岡県生まれ。上智大学文学部英文科卒業。1996年、「眩惑」でデビュー。2003年、『其の一日』で吉川英治文学新人賞、07年、『奸婦にあらず』で新田次郎文学賞、12年、『四十八人目の忠臣』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、18年、『今ひとたびの、和泉式部』で親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

188
諸田 玲子、4作目です。前田家の姫君、麻阿と豪の物語は、初読です。戦国時代に翻弄される二人の心情が、嫋やかに描かれていました。 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85312-32022/11/08

いつでも母さん

148
ここにも女たちの戦国時代があった。そんな感じ。前田利家の娘として生きた二人の姉妹。一人は秀吉の妻に。一人は秀吉の養女に・・時代に翻弄されつつも、強く生きたその姿は逞しい。この時代の作品は沢山あって馴染みやすいが、この視点から読むのも面白かった。2022/10/25

モルク

106
前田利家の娘。姉の麻阿は秀吉の第3の妻となり、妹の豪は幼い頃秀吉とおね夫婦の養女として何不自由なく育つ。秀吉の優しさ、面白さを語る豪に対し、麻阿は彼の傲慢さ、冷酷な面を見る。女が家にために嫁ぎ政治利用されることは当たり前の時代、この姉妹も例外ではない。幼馴染みで相思相愛の宇喜多秀家に嫁いだ豪も秀吉亡き後の戦乱によりやはり翻弄されていく。とても読みやすく、おっとりしておとなしい麻阿と、言いたいことを言い自由奔放な豪が対称的であるが、意外と麻阿の芯の強さが見えてよかった。またおねとまつの存在も際立っていた。2022/12/02

66
前田利家の娘である麻阿と豪。姉妹でありながらも全く別の環境にあった2人。深いところでは繋がり合い生きていく。読み応えのある作品2022/11/16

しゃが

63
会話文が多い読みやすい時代小説だった。戦国が舞台、加賀の前田利家の二人の娘。麻阿は秀吉の妻に、妹の豪は秀吉の養女に…。二人を中心に、お市の方、茶々、ねね、まつ、ガラシアといった女性たちも。乱世に生き時代に翻弄されつつも、知恵を出しながら助け合い生き延びたり、意志を貫こうとしたりした女性たちの生き方だった。が、まず家の存続や子供の出世に縛られなければ動けないことが切なくもあった。2022/10/30

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