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出版社内容情報
ますます進む高齢社会。親の介護や施設への入居、自分自身の終の棲家を考える人が多く存在している。誰であっても決して他人事ではない。
都心から離れた栃木県小山市に県内外から注目されている老人福祉施設がある。知識も経験もないなか、「自宅と同じように快適に過したい」という高齢者の願いと、「やりがいをもって働きたい」という働く介護者の思いを両立させてつくりあげた施設は、利用希望者と就労希望者が絶えない施設になっている。もともとは病気のために身体が不自由になった息子がやりがいをもって働ける施設をつくるというのが目的だったので、働く介護者のやりがいの追求は施設にとって当然なのだ。だからこそ高齢者にも優しくなれる。
いまなお理想に向けチャレンジしている理事長がそのすべてを書き上げた感動の一冊。
内容説明
「働く喜び」と「理想の終の棲家」を追求した感動の経営秘話。「個別で新しいお湯につかりたい」「掃除の行き届いた清々しい部屋とベッド」「美しい食器で食べるおいしく安全な食事」…業界の常識に無知だったからこそ突き進められた、本当に受けたかったサービスと働きがい。
目次
第1章 無鉄砲な決意―特別養護老人ホーム「きぬの里」開設まで5年の紆余曲折
第2章 最後まで人間らしく生きる―業界の常識はわが家の非常識
第3章 清潔は基本中の基本―清潔、整理、整頓に心がける
第4章 アナログでも心のこもったサービスを追求―自宅よりこっちがいいと思ってもらえる施設に
第5章 「きぬの里」がここまでやれるひみつ―いまの自分たちを超え続ける
第6章 これからの高齢社会と地域貢献にむけて―こよなく愛される施設を目指して
著者等紹介
小野瀬雅子[オノセマサコ]
社会福祉法人くすの木会きぬの里理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。