出版社内容情報
今、世界一の経営者は誰かと聞かれたら、誰もが「イーロン・マスク」の名前を上げるだろう
スペースXで史上初のロケット再利用を成功させ、テスラで電気自動車(EV)を爆発的に普及させ、時価総額世界一の自動車メーカとなった。
一方、2000年代最初の10年はまさに、スティーブ・ジョブズの時代だった。
iPodで音楽の世界を変え、iPhoneでスマホブームを巻き起こした。
2011年に惜しまれながら死去した後も、カリスマとして絶大な人気を誇る。
本書はそんな二人の歩みを解説しつつ、その共通点と「決定的な違い」を説くもの。
・どちらもモノ作りの天才だが、ジョブズは「プロダクト・ピッカー」であり、マスクは「テクノキング」である
・ジョブズは言葉で人を動かし、マスクは現場に入り込む
など、二人の経営観、人生観を比較しつつ浮き彫りにしていく。
ジョブズやマスクの入門書としても最適な1冊。
内容説明
現在、世界最強の経営者と言われるのは、間違いなくイーロン・マスクだろう。一方、「21世紀最高の経営者」と称されるのが、アップル創業者スティーブ・ジョブズだ。この二大カリスマには共通点も多いが、実は決定的な「違い」がある。本書は二人の対比から、その経営観、時代の変化、そして、今後求められるリーダーのあり方について縦横無尽に説いていく。
目次
はじめに 二人のカリスマ、その共通点と違い
第1章 今を見て、未来を作ったジョブズ 未来を決めて、今を作るマスク
第2章 プロダクト・ピッカーとテクノキング
第3章 危機と復活
第4章 ジョブズの絶頂期、そしてマスクの今
第5章 もし、ジョブズが10年長生きし、マスクが10年早く生まれていたら
第6章 イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか
終章 時代が変わっても変わらないこと
著者等紹介
竹内一正[タケウチカズマサ]
作家、コンサルタント。徳島大学大学院工学研究科修了。米国ノースウェスタン大学客員研究員。松下電器産業(現・パナソニック)で新製品開発、海外ビジネス開拓を担当。アップルでマーケティングに従事。日本ゲートウェイを経てメディアリングの代表取締役などを歴任。シリコンバレーのハイテク動静に精通。現在、ビジネスコンサルティング事務所「オフィス・ケイ」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。