PHP新書<br> 自由と成長の経済学―「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠

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自由と成長の経済学―「人新世」と「脱成長コミュニズム」の罠

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569850146
  • NDC分類 331.04
  • Cコード C0233

出版社内容情報

「人新世」(人類の経済活動が地球を破壊する時代)というウソがまことしやかに唱えられている。彼らは「脱成長」を唱え、「環境危機の時代を克服するには、資本主義による経済成長を諦めるべきだ」という。この一見、倫理的に思える脱成長論は、じつは社会主義・共産主義の復活を目論むレトリック、仮面である。経済成長を止めて全体のパイを減らし、弱者をよりいっそう貧しくさせる「罠」なのだ。資本主義よりも共産主義のほうが環境破壊を生むことは、かつてのソ連や現代の中国を見れば明らかだろう。また、気象関連災害による死者は経済成長とともに大幅に減少してきた。「人類はかつて自然と調和した素晴らしい生活を送っていたのに、資本主義と経済成長のせいで自然に復讐されている」という物語は、事実に反する。社会主義の大失敗と資本主義が人類を救ってきた歴史、自由な生活と経済成長がコロナ禍と貧困・格差、地球環境問題を解決できることを示した一冊。

内容説明

資本主義と経済成長は封建社会を打破し、自由で民主的な社会を生み出して繁栄をもたらした。社会主義の正体は、資本主義以前の閉鎖的な社会に戻ろうとする反動思想である。バラ色の未来を約束した20世紀の共産主義は、多くの犠牲者を生みながら負の遺産だけを残して崩壊した。現在流行の「脱成長コミュニズム」は、環境保護や心の豊かさを名目に、破綻したマルクスの構想を甦らせようとするものに他ならない。歴史を顧みれば、資本主義と経済成長こそ、マイノリティーにも環境にも優しい社会を生み出してきた。不寛容を生み、環境を破壊する共産主義の正体を暴く。

目次

序章 脱成長というおとぎ話
第1章 経済成長の奇跡
第2章 前近代の閉じた社会の道徳
第3章 なぜ資本主義は自由と豊かさをもたらすのか
第4章 社会主義は反動思想
第5章 資本主義の完全勝利に終わった20世紀の体制間競争
第6章 理想社会建設の末路としてのソ連
第7章 新しい隷従への道―『人新世の「資本論」』批判

著者等紹介

柿埜真吾[カキノシンゴ]
1987年生まれ。2010年、学習院大学文学部哲学科卒業。12年、学習院大学大学院経済学研究科修士課程修了。13‐14年、立教大学兼任講師。20年より高崎経済大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

90
《自由市場と経済成長は何故必須なのか?》コロナ禍や温暖化などを受けて「最早成長は終わった」「共産主義から学び、心の豊かさを取り戻そう」等が声高に語られる昨今。果たして、それらの妥当性や如何に?本書ではそれらの声に否定される成長と市場経済こそが18Cこのかた人類を貧困から救い寿命を伸ばしまた賢くして来たことをデータで強調します。M.リドレー『繁栄』やS.ピンカー『21世紀の啓蒙』などのダイジェストの趣。そして冒頭に見た論者たちの説く脱成長や資本主義の終わりとやらが、(1/6)2021/10/03

Sam

47
読むのを途中でやめたので「読んだ本に登録」してはいけないんだろうけど少しだけコメント。「人新世の資本論」を批判し資本主義こそ私たちが進むべき道と主張する本であるが、どうにも噛み合ってない。ものすごく大雑把にいうと、「人新世の資本論」が未来=「これからどうなるか・どうすべきか」を論じてる一方で、本書は過去=「いまに至るまで資本主義がいかにうまくいったか(いかにコミュニズムがうまくいかなかったか)」に依拠しており、それが噛み合わない理由ではないか(もしいつの日か最後まで読んで理解が間違ってたら修正します)。2021/08/23

速読おやじ

27
人新世の資本論への徹底的反論。脱成長はゼロサムの世界になると警告。結局は、誰かの得は誰かの損になる不幸な世界だと。一方で資本主義はプラスサムの世界だ。世の中は資本主義によって幸福になっていると。じゃあ環境問題は?貧富の差は?どうやって解決するんだ?と読者は思うのだが。環境問題については、外部不経済の問題だから例えば炭素税みたいな仕組みで解決に向かうのではないかという事と、経済成長に伴う技術で何とかなる。貧富の差についてはゼロサムでは解決にならないということか。さて、僕はどちらのポジションを取ろうか。。2022/01/17

kubottar

18
まあ、資本主義と社会主義を比べたら資本主義のほうがマシレベルであることは確か。今流行りの「脱成長」で空気は美味くなるかもしれないが、食べるモノがなくなってしまうリスクも出てくる。どちらにせよ「地球温暖化」がこのまま進んだら本当にまずいのかどうかはっきりしないと出ない話でもあります。その2つの中庸をとるにはどうしたらいいかを考えたいと思いました。2022/03/23

takka@乱読

17
以前100分で名著の資本論の回で、斎藤幸平氏を知り、そのときは心打たれて感動したことを覚えている。しかし、今回この本を読んで、「人新世」に飲み込まれてはいけないこと知り、深く反省した。確かに、自分がいま生活保護で暮らしていることや趣味に興じること、思考することができるのは、他の誰かが働いているからこそ成り立つ選択肢である。資本主義や民主主義によって問題はもちろんあるが、「何かをする」という選択肢が与えられるには、余裕がないといけない。その余裕を生み出すのが経済。多様性や反体制も自由経済のおかげ。2022/03/04

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