PHP新書<br> 武田三代―信虎・信玄・勝頼の史実に迫る

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武田三代―信虎・信玄・勝頼の史実に迫る

  • 平山 優【著】
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  • PHP研究所(2021/09発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 442p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569849867
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本を代表する戦国期武田三代の研究者が、その波乱の歴史を語る。武田信虎は1507年、国衆が周囲に割拠し、しかも今川・伊勢・諏方氏と敵対関係に陥っている状況で武田惣領家を受け継いだ。その後、信虎はいかに甲斐統一、また首都甲府の建設を成し遂げたのか。その信虎を追放し家督を継いだ信玄は、武田家の版図を信濃、飛騨、駿河にも広げ、晩年には足利義昭・織田信長・上杉謙信を驚倒させる外交戦略をとって信長と対峙する道を選ぶ。信玄が打倒信長にこだわった理由とは。しかしその直後信玄は急死し、諏方神(すわじん)氏を称していた勝頼が跡を継ぐ。長篠の戦いのあと、一時は信玄を超える最大の版図を得たのにもかかわらず、勝頼はなぜ最後の武田家当主となったのか。
信玄があのタイミングで信虎を追放した理由、長篠の戦いの真の敗因なども、最新の研究成果を踏まえて明快に解説。源義光の子孫である甲斐源氏の家宝「御旗・楯無(鎧)」を代々受けついだ名門武田家の実像に迫る。

内容説明

日本を代表する武田三代の研究者が、武田三代の波乱の歴史を語る。武田信虎はいかにして、名実ともに甲斐の覇者となったのか。信長、謙信、足利義昭を驚倒させた信玄の外交戦略とは。長篠の戦いの後、一度は信玄時代を超える最大の版図を得たにもかかわらず、なぜ勝頼は武田家最後の当主となったのか。さらに、信玄があのタイミングで信虎を追放した理由、長篠の戦いの真の敗因なども、近年の研究成果を踏まえて明快に解説。甲斐源氏の家宝「御旗・楯無(鎧)」を代々受けついだ名門武田家の実像に迫る。

目次

名門源氏意識―戦国武田三代を呪縛し続けたもの
第1部 武田信虎(武田信虎の前半生;首都甲府の建設;甲斐統一の達成;信虎の外交路線転換と勢力拡大;信虎追放)
第2部 武田信玄(晴信、信濃経略を開始す;川中島合戦始まる;川中島の激戦と西上野侵攻;義信事件と武田氏の外交路線転換;駿河出兵と三国同盟崩壊;信玄の西上と死)
第3部 武田勝頼(武田勝頼の攻勢;長篠合戦;武田勝頼、再起を目指す;武田勝頼の栄光と挫折;武田氏滅亡)

著者等紹介

平山優[ヒラヤマユウ]
1964年東京都生まれ。立教大学大学院文学研究科博士前期課程史学専攻(日本史)修了。専攻は日本中世史。山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編さん室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、山梨県立中央高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

99
某所で絶賛炎上中の平山先生による、自説ダイジェスト本である。『武田氏滅亡』やその他の大量の著作を400ページ程に圧縮してあるので、情報の密度は高い。この一冊で武田氏研究の現在を通覧できるお得な著作であると言えよう。2024/07/22

roatsu

19
新書ながら400頁超の贅沢な一冊。戦国酣の16世紀の武田家当主三代の生涯と事績を最新の研究成果を反映して描き、同時代とその後の時代において戦国大名武田家とは何だったのかを改めて整理する。結末が分かっている勝頼公の章は読むのが辛いが、改めて彼が直面した情勢の困難さとその中でなし得た施策が詳らかにされ最善を尽くしつつも遂に武運尽きた実態が理解できると思う。田野での滅亡に際し土屋昌恒が放ったとされる血を吐くような言葉は胸に刺さる。甲信の山に登ると山頂から見える山々と地域がかつては全て武田領国だったかと思わず胸が2021/10/17

YONDA

18
武田研究の第一人者である平山先生の著作だけあって、研究の成果や新たな調査結果が随所に盛り込まれている。しかし、武田好きには長篠の敗戦から滅亡への道程は悲しい…。年内最後の読書に相応しい一冊であった。初詣は武田神社と恵林寺に行きたい。2022/12/30

MUNEKAZ

17
平山先生の武田氏研究のまとめのような一冊。なのでこれまでの既刊を読んでいた身には目新しい部分は無いが、戦国大名・武田氏の興亡を最新研究に基づいて手軽に知れるのはなかなかお得。甲斐・信濃という四方を他国に囲まれた内陸国を基盤とする故、存亡のカギを握るのは外交。甲相駿三国同盟を背景に、縦横無尽の活躍をした信玄に対し、織田と対抗するのに弱体化した上杉と遠国の佐竹しかいない勝頼の対比が、その最たるもの。また親の遺産(甲斐統一)をフル活用できた信玄と、負債(対織田戦)に苦しめられた勝頼という構図も鮮烈である。2022/05/25

ごん

16
信虎、信玄、勝頼の武田氏三代についてまとめた一冊です。著者の武田氏への思い入れが感じられるのがとてもいいですね。軍事国家である戦国大名は戦闘に勝利する事で内部支配を確立し拡大していきますが、一旦大きな敗北し、その後の対処を誤るとあっというまに瓦解してしまう。それは名門の武田氏でも変わらないようです。(まあ、それは武田滅亡から80日で本能寺となった織田氏もあまり変わらないですけど。)最後の土屋正恒の言葉が重いですね。長篠の敗北ではなく御館の乱で上杉景虎を見捨てたことが勝頼の最大のミスということですか。2023/05/07

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