出版社内容情報
2020年11月実施の「大阪都構想」をめぐる住民投票。大阪の長い歴史は、大阪府と大阪市が利権と縄張りを訴え合う「二重行政」の歴史でもあった。道路も鉄道も学校や公共施設も、府の管轄と市の管轄が並存し、お互い抵触するものは統合・整理ができない。公共コストは倍化し、無駄のツケはすべて大阪の住民が背負うことになってきた。行政同士の対立が長年続き、「不幸せ(府市合わせ)」と揶揄されてきた負の歴史に終止符を――ついに立ち上がったのが、市議や府議、国会議員の既得権を含めて「身を切る改革」を訴えてきた日本維新の会。同党の総務会長を担う著者の参議院議員・東徹氏は、大阪と日本の構造を変える一大プロジェクトの構築に取り組んできた中心人物である。「大阪都構想が実現し、強い大阪を取り戻すことができれば、その先には『副首都大阪』という新しい日本の社会構造が見えてきます」。大阪と日本を成長させる未来への一歩が、いま始まる。
内容説明
成長を選ぶか、元の停滞に戻るか?二重行政の無駄はもう要らない。吉村府知事、松井市長との鼎談を収録。
目次
はじめに―大阪都構想って「よくわからん!」と思っているみなさんへ
第1章 大阪都構想って何なの?
第2章 大阪市と大阪府の「一元化」は本当に必要なのか?
第3章 「分権化」によって大阪は生まれ変わる
第4章 「民営化」で税金が大切に使われるようになる
第5章 大阪都構想はどうして誤解を招くのか?
第6章 大阪都の命運をかける大阪・関西万博
第7章 大阪都構想の質問に何でも答えます
特別鼎談「都構想で大阪と日本を変える」(日本維新の会代表・大阪市長・松井一郎/大阪府知事・吉村洋文/参議院議員・東徹)
著者等紹介
東徹[アズマトオル]
参議院議員。1966年大阪市住之江区生まれ。90年近畿大学法学部卒業、同年現ダイワハウス(株)入社、93年に同社を退職。95年米国連邦下院議員インターンとして活動。96年社会福祉法人信愛報恩会特別養護老人ホーム、高齢者在宅サービスセンターへ入職。98年東洋大学大学院修士課程修了(福祉社会システム専攻)。99年より学校法人大阪滋慶学園大阪保健福祉専門学校社会福祉学科副学科長に就任。2013年大阪府議会議員に初当選し、以後3期連続当選。在任中の10年に橋下徹、松井一郎(現大阪市長)らと大阪維新の会を設立。11年大阪維新の会総務会長に就任。12年日本維新の会設立、日本維新の会総務会長に就任、15年おおさか維新の会設立。16年日本維新の会へ党名変更。現在、日本維新の会総務会長。議院運営委員会理事、厚生労働委員会委員。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Jun
M_7677
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