感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
18
信州小布施にチェルシーバンズという長く愛されてるパンがあります。昭和の初め、結核療養所を作るためカナダからやってきた看護師ミス・パウルの家におばあさんの代から伝わる「わが家の味」を、小布施のお菓子屋さん岩崎小弥太さんが引き継いだものです。■これ知らなかった。この本は実話の絵本とルポの2編構成。全文英訳付き。■チェルシーバンズは小布施の「交流」の歩みと風土の結晶と言えるでしょう。小布施に行けば今も売ってるお馴染みの味。パンとお菓子の店「小布施岩崎」のチェルシーバンズ、食べてみたいなぁ♪ (2009年)(→続2017/10/24
書の旅人
11
ポレポレのメンバーのみっちーくんには、自分の店を持ちたいという夢があります。その他にポレポレの丘でも開業したい、オリジナルパンをと考えているそうです。いいですね。はなさく山の手作り酵母パンと合わせて、お客さんが来て丘が賑やかになれば嬉しいです。「ブックカフェをやったら?」という話も出ていますが、接客下手な私には無理な話なので、美味しいパンを食べながら、ステキな絵本は如何?そんな構想を練ってます。2018/07/22
Midori Nozawa
5
絵本の部分を読み終えた後、数日後資料部分を読み終えました。チェルシーバンズというカナダのパンを上手に焼けるようになったこやたさん、パンの製造法を教えてくれたミス・パウル、の時代背景が日英対訳で書かれています。1934年ミス・パウルは新生療養所に赴任します。日本の結核患者の深刻さを知り、教師を辞めて看護学と伝道を学びます。当時亡国病とまで言われた結核でした。カナダ聖公会の信徒たちからの寄付で小布施町に新生療養所ができたのです。太平洋戦争の8年間を除き、ミス・パウルは日本で献身的に尽くしました。2023/01/09
Tomo★
3
チェルシーバンズって、何だろうと、思ったら、カナダのパンだったのね。2015/11/24
ゆり
2
かわいくて、夢のある話。絵本いいなー^ ^2014/04/21