出版社内容情報
必ず訪れる超人口減・高齢社会。ビジネスも自治体も、考え方を変えなければゆき詰まること必至。人口問題の専門家が打開の道を示す。
内容説明
今後の日本にとって最大の課題は「人口減少・少子高齢化」である。2020年から2040年の間に、人口は1525万人減る。マーケットは年々縮小、企業も自治体も人材不足に陥り、一人暮らしの高齢者が激増する。企業も、自治体も、これまでと同じ考え方で同じことをしていれば、衰退していくしかない。戦略的に縮むためにすべきことは何か。人口減少の専門家であり、都市や地方の様々な「現場」で対話を繰り返してきた著者が、「『良いモノをつくれば売れる』という信念を捨てよ」「自治体は段階的に集住を促せ」など、ケーススタディーの形で思考法を示す。
目次
第1章 令和の時代はどうなるか―イオンやアマゾンが使えなくなる日(少子化は決して止まらない;政治家の“意気込み”に付き合っている暇はない ほか)
第2章 こんな考え方はもはや通用しない(「人手不足は外国人、女性、高齢者で解決できる」のウソ;「人手不足はAIで解決できる」のウソ ほか)
第3章 マーケットの未来を見る力(優先すべきは「内容」より「器」―高齢者マーケット1;街のお店の勝ち残り方―高齢者マーケット2 ほか)
第4章 地域の未来を見る力(自治体の職員不足で起こること;地方の人口、地方の施設―成功モデルの破綻 ほか)
第5章 コロナ後を見る力―「変化の時代」というチャンス(テレワークがもたらす雇用の流動化;老後生活の備え ほか)
著者等紹介
河合雅司[カワイマサシ]
作家・ジャーナリスト、人口減少対策総合研究所理事長。1963年、名古屋市生まれ。中央大学卒業後、産経新聞社に入社し、論説委員などを歴任。高知大学客員教授、大正大学客員教授、産経新聞社客員論説委員、厚労省をはじめ政府の各有識者会議委員なども務める。「ファイザー医学記事賞」大賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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