出版社内容情報
真珠湾攻撃はいかにして成功したのか。なぜ不可能が可能になったのか。航空参謀が克明に語る回想録。名著『風鳴り止まず』の復刊。
内容説明
真珠湾攻撃の作戦参謀による回想録。前代未聞の奇襲作戦は、いかにして成功したのか?
目次
真珠湾に賭ける
六割海軍の主兵
時は昭和十六年
大本営・陸海軍部
“討ち入り”前夜
十二月八日未明
トラ・トラ・トラ
「獅子翻擲」
大詔を奉じて
著者等紹介
源田実[ゲンダミノル]
明治37(1904)年8月16日、広島県に生まれる。大正10年、広島第一中学校を卒業、同年、海軍兵学校に入校。大正13年、同校卒業(52期)。昭和3年、霞ヶ浦海軍航空隊飛行学生となってから一貫して海軍の航空畑を歩む。昭和16年、第一航空艦隊参謀となり、真珠湾攻撃、インド洋作戦、ミッドウエー攻略などの作戦に参加。終戦時は第343航空隊司令、海軍大佐。戦後は防衛庁に入庁、空将、航空幕僚長を歴任。昭和37年に参議院議員に初当選、以後4回当選。平成元(1989)年8月15日、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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