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出版社内容情報
これからのリーダー・上司の重要な役割の一つは、「働きがいの創造」です。会社や組織から与えられる給与や昇進、福利厚生などの目に見える報酬とは別に、「心の報酬」を用意して、周りに手渡すことが必要なのです。
ますます機械化が進む時代だからこそ、人間だけができる創造的な仕事の価値が上がります。そのような創造的な仕事を実現するために、部下、そして組織全体のやる気を引き出し、活性化する能力が、リーダーには求められるのです。
その具体的な実践法が、「心の報酬」を渡すということです。例えば、「小さな頼みごとをして感謝を伝える」「挨拶に一言加えたり、名前を呼ぶ機会を増やす」。あるいは、つい当たり前だと思っている、部下の行動やその貢献に気付き、「ねぎらう」。
これらの「心の報酬」は、見渡してみると、すぐそばの身近なところに溢れています。誰もが見つけられて、渡すことができて、それでいて、誰もが十分に受け取っていないもの。これが「心の報酬」。
誰もが心の底で渇望しながら、流通量が圧倒的に少ない。その希少さゆえに価値が非常に高いのです。
そして、「心の報酬」を、まるで手品のように身近なところから取り出し、渡せる人
は、周りから見て、非常に魅力的な人物となります。人としての魅力が上がるのです。人としての器量が上がり、器が大きくなるのです。
本書では、NTTグループや自治体、大手生命保険会社、二年連続定時運航率ナンバーワンを実現したスカイマーク、さらには全国チェーンの飲食店などで導入されて成果を上げ続けている「心の報酬」の渡し方、その方法を公開していきます。
理論、理屈ではなく、すべて、すぐに実践できる内容です。また、効果が実証されているものばかりです。やがてこの「心の報酬」が、自分自身に帰ってくることを楽しみに、小さなところから、ぜひ実践してみてください。
内容説明
24の実践例と11の強化策で、部下は予測を超える結果を出す!スカイマーク、NTTグループ等でリーダー研修を担う著者が、スキルを初公開。
目次
1章 なぜ「心の報酬」が必要なのか
2章 部下が変わった、チームが変わった!
3章 リーダーの心が整い、相手も伸びる
4章 いますぐ渡せる「心の報酬」24
5章 効果を高める11の強化策
6章 結果を出すチームビルディング
7章 「チームの若手」のやる気の高め方
8章 心のしなやかなリーダーになるために
著者等紹介
西村貴好[ニシムラタカヨシ]
一般社団法人日本ほめる達人協会理事長、有限会社C’s(シーズ)代表取締役。1968年生まれ。関西大学法学部卒。大手不動産会社に入社し、最年少トップセールスを記録。その後、家業の不動産管理会社に専務取締役として就任。2005年ほめる調査会社「C’s」創業。ほめる仕組みで人と組織を活性化。2011年に一般社団法人日本ほめる達人協会を設立し理事長に就任。「ほめ達!」検定をスタート。2018年の講演回数は225回。一年間の延べ聴講者数は12,911名。講演、セミナー、研修のこれまでの実績先に、NTTグループ、株式会社三井住友銀行、スカイマーク株式会社、日本KFCホールディングス株式会社、鳥取県、関西大学、ECC外語学院などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。