出版社内容情報
経営者でありながら、テノール歌手としてカーネギーの舞台に立った男がいる!
その男の名は小栗成男。名古屋で自動車販売会社を経営し、名古屋市の教育委員にも名を連ねている。
小栗の人生は挫折と屈辱の連続であった。しかしそれを糧にしてトップセールスマンとなり、経営者となり、まわりからの目を気にすることなく50を過ぎてテノール歌手への挑戦を続けてきた。
著者の松下隆一は小栗を見てこう語る。
「自分自身の本来あるべき姿、自分を偽らない生き方。小栗成男はそのために─彼の言葉を借りるのなら─『身体がふるえて全部血が抜けるくらいつらかった』という切実なる想いから解放されるために、無謀だと言われる挑戦をしなければならなかった。あなたが、自分を変えたい、閉塞感から抜け出したい、ささやかでも〝誰か〟のために生きたいというのなら、小栗成男の生き方をヒントにすれば、その望みはかなうかもしれない」と。挫折も屈辱も糧にして、底抜けに明るく挑戦する男の生き方に学べ。
内容説明
挫折も屈辱も糧にして、底抜けに明るく挑戦する男の生き方。
目次
第1章 星を抱いて(なんだこの人は;小栗家という名の星 ほか)
第2章 ルーツをめぐって(真心の人;鶴三郎と虎之助 ほか)
第3章 支える人(できて当たり前の世界;一分一秒の意味 ほか)
第4章 カーネギーへの道(冗談でしょ;決してあきらめない ほか)
第5章 成男の流儀(人間力の本質;自分の頭で考える ほか)
著者等紹介
松下隆一[マツシタリュウイチ]
作家、脚本家。1964年生まれ。兵庫県出身。社団法人シナリオ作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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