出版社内容情報
経営者層からビジネスパーソンにも人気の高い中国古典。なぜこれほど広く読まれ、解説書も多数出版されるのでしょうか。
実は中国古典は、「実学」とも呼ばれ、その教えが現実の問題解決の助けになることを目的として書かれたものなのです。「教養」や「単なる知識」としてではなく、ビジネスや日々の暮らしの中で活かしてこそ、その真価を発揮するのです。
本書は、中国古典の教えを実際に活かすための方法を、著作や企業での講演などでわかりやく解説している著者が、人気の中国古典が書かれた時代背景や、作者の意図を説明し、「現実に、教えを活かす」ことに焦点を当てて執筆された画期的な書です。
取り上げる中国古典は「論語」「孫子」「老子」「荘子」「孟子」「荀子」「韓非子」「史記」「三国志」の九篇。それぞれの中国古典のエッセンスが容易に理解できるとともに、具体的な「活かし方」が身につく内容となっています。いざ、豊饒な中国古典の世界へ。
内容説明
『論語』『孫子』『三国志』…知って楽しむ、使って役立つ!
目次
序章 豊饒な中国古典をめぐる旅へ
第1章 『論語』―秩序の希求
第2章 『孫子』―ライバル多数の中での生き残り方
第3章 『老子』―世界を対象にした思想
第4章 『荘子』―庶民の立場からの「道」
第5章 『孟子』と『荀子』―「性悪説」と「性善説」の生みの親
第6章 『韓非子』―人が信用できない中で、いかに組織を運営するか
第7章 『史記』―連綿と続く「正史」の嚆矢
第8章 『三国志』―三国鼎立と時代の転換点
著者等紹介
守屋淳[モリヤアツシ]
1965年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『韓非子』、さらに「日本資本主義の父」渋沢栄一の知恵を現代にどう活かすかをテーマとした執筆や企業での研修・講演を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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