出版社内容情報
常識にとらわれない「やわらかい思考」のコツとは? 大ベストセラー『思考の整理学』著者が語る「柔軟にモノを見る」ための150の至言。
内容説明
いつも余裕のあるアタマをつくる。東大生に愛された『思考の整理学』著者による「柔軟な視点」を養う150の至言。
目次
第1章 余裕のあるアタマをつくる
第2章 常識から自由になる
第3章 わからないことは放っておけ
第4章 ひらめきを生む習慣
第5章 日本語をしなやかに使う
第6章 アウトプットもやわらかく
第7章 自由自在に生きるコツ
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を歴任。現在は、お茶の水女子大学名誉教授。文学博士、評論家、エッセイスト。専門の英文学のみならず、思考、日本語論などさまざまな分野で創造的な仕事を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
150
図書館本。柔軟にものごとを見るヒント集。ピピッとくるものは多くなかったかな。「休みすぎは不健康のもと」「流れる水は腐らない」…生きているのは動いているから。動くことをやめれば活力を失う。「風のように本を読む」…人生は短い。たくさんの出会いを求めて風のようにさらりと読書していきたい。読書の愉しみは、ありあまる時間をもてあまして読む本からでなく、忙しくて忙しくて、することが山ほどあるが、それを放り出して、こっそり、いくらかの罪の意識をもって盗み読む本から、最も鋭く感じられる〜共感です。2020/01/30
ねこ
124
著者の外山師はあの「思考の整理学」を書いた「知の巨人」です。本人の多数著作より、「やわらかく考える」ためのヒントが抜粋され7つに分類整理されて本書に纏められています。気になった箇所は①田舎の学問より京の昼寝②日本語は多元論的文化である③意外なものを組み合わせる④あてもない旅をする⑤タイトルはひとひねり⑥ともあれ毎日書く。歳月を経て読めばきっと別の箇所が気になると思います。…外山滋比古師は2020年7月30日96歳で亡くなりました。この書籍が最後の書物と思います。ここにご冥福をお祈りします。2022/05/25
えみ
47
誰に教わったのか、何を見て学習したのか…。根拠はないが、常識や「普通」といわれている世の中の支持から逸脱していない範囲。それをいつしか自分の意見だと勝手に思い込んで物事の善し悪しや、判断を下してきた。そしてそれは特別なことではなく、誰もが凝り固まった思考の落とし穴にはまるフラグを、当たり前を持たない幼い頃から世間の目によって植え付けられているのかもしれない。ねばねばの呪いはこうしてかけられる。こうせねば!この本は、固くなった思考を柔軟にさせる呪いを解くためのヒントとなる言葉が紹介されている。思考の解放書。2024/12/02
kanki
22
喜ぶでなく、楽しみ、なのが、よい心の状態。「風のように本を読む」なるほどです。2023/07/05
読書は人生を明るく照らす灯り
20
📕読んだ理由📕外山先生の作品。新しい思考法を学びたい。 📘読んだ感想📘古文、漢文、俳句、短歌。日本には外国にない素晴らしい文章があるのに、分かりやすさが重視され語彙力の低下が問題になっている。当たり前の事を当たり前に言ってる人は、人を見下している風に見えるのが今の社会 📗読んだ後の行動📗古文、漢文を勉強する。俳句を毎日作る 2023/05/21