PHP新書<br> シミュレーション日本降伏―中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」

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シミュレーション日本降伏―中国から南西諸島を守る「島嶼防衛の鉄則」

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569843407
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

アメリカ海軍のアドバイザーを務める日本人が作成した「遂行可能性」100%・戦慄のノンフィクション対中シミュレーション!

内容説明

米シンクタンクで海軍アドバイザーを務める著者が、日本と中国の海洋戦力差を冷静に分析。東シナ海の制海権を狙う中国共産党と人民解放軍が、魚釣島への侵攻をした場合のシミュレーションを展開。日本の防衛に欠ける要素を軍備面、外交面から指摘する。「米国依存」から脱却するための指針の書。

目次

序章 日本降伏―釣魚島灯台作戦
第1章 島嶼奪還という愚策
第2章 島嶼防衛の鉄則―海岸線に上陸させないこと
第3章 自衛隊と人民解放軍の「現実」を比較する
第4章 米軍依存と平和ボケの無限ループ
第5章 どうすれば「接近阻止」ができるのか
終章 真の独立国へ

著者等紹介

北村淳[キタムラジュン]
東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。警視庁公安部勤務後、北米に渡る。ブリティッシュ・コロンビア大学で助手・講師等を務め、戦争発生メカニズムの研究によって博士号(政治社会学)を取得。専攻は国家論、戦略地政学。米国シンクタンクにおいて米海軍、米海兵隊などへのテクニカルアドバイザー(海軍戦略論)を担当。現在米国在住。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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templecity

8
尖閣諸島を巡るシミュレーションが暴騰記載されているが、近代化された兵器と大量の軍隊をもってすれば中国に勝ち目は無い。特に奪われたら奪い返すという作戦は避けなければならないと著者は言う。過去から島嶼防衛で決戦をしても例外なく負けている。徹底抗戦としても人的被害も大きく、インフラも破壊される。それよりも陸地に近づけないようにその前段で防衛するのが良い。もちろん大きな費用が掛かるが自主防衛には必要なこと。困ったら米国が助けてくれるというのは、あまりに平和ボケ。(続きあり)2019/08/22

ta_chanko

2
島嶼防衛の鉄則に従い、接近阻止・領域拒否を徹底することが不可欠。島嶼奪還作戦では遅すぎる。過度な米軍依存と平和ボケは国を亡ぼす。中国の海洋進出に対し、南西諸島の防衛体制を強化していかなければならない。分かってはいるけど、米軍依存・平和ボケ・少子高齢化・財政赤字・経済停滞…。課題山積の日本で、軍備増強の世論を形成し、国防のための増税や財政出動を実施して…、というのは非常に難しい。それでもやらなければ真の独立は実現しない。2019/09/07

くらーく

1
ん-、専門家なんだよね。まあ、もやもや。台湾戦争が起きれば、嫌でも南西諸島は戦場になるだろうねえ。実際に戦闘が起きるかどうかは別にしても。 まあ、著者は取られたら取り返せないから、防衛して取らせない、と言うが。防衛していても、取られるときは取られるのでは?自衛隊なので、攻撃して分捕る事は想定していない訳だし。だから専守防衛なのだろうけど。いずれにせよ、日本の憲法があって、政治家や世論が果たして防衛とはいえ、他国と戦争が出来るのだろうか?戦闘をさせないためにも、本書のような防衛は必要だよなあ。もやもや。2022/08/07

たかひー

1
★★★ 本当にここ20年で中国に差を詰められるどころか追い越されてしまったのは情けないというか残念というか。経済成長と政治体制の違いから仕方ないとはいえ、筆者の書いているようにもう少し考え方を変えるなどやりようがあっただろうに。日本防衛もいい加減真剣に考えないと。2021/08/05

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