出版社内容情報
難解な決算書から、その企業の強みや弱点、そして将来性を知るための「たったこれだけのポイント」とは? 経営分析入門の決定版。
内容説明
ビジネスパーソンの基本スキルと言われる「決算書」の分析。短時間で要点だけをしっかりつかむ決算書の分析方法を説くのが本書。42の「ここだけは押さえておきたい」ポイントから、自社や他社の安全性や将来性、株価が今後どうなるかといった要点が見えてくる。ベストセラー決算書本著者による経営分析入門の決定版。
目次
1 「決算書分析の基本」を押さえておこう―2つの決算書をどう読むか?(決算書と経営分析―まずは「2つの決算書」の分析から始めよう;決算書分析のポイント―儲かっている会社と安定性のある会社、どちらがよい会社? ほか)
2 「貸借対照表」から企業の今と未来が見える―よい会社の条件とは?(決算書分析のスタートは「投資利益率」―よい会社の条件は「少ない投資で多くの利益」;売上高利益率と資本回転率―投資効率が低い理由を知りたければ、「分解」して分析しよう ほか)
3 知っておきたい「企業評価の方法」―キャッシュフローを中心として(EVAで企業評価をする―先進企業が採用する「積極性」を表わす指標;PERとPBR―投資家なら必ずチェックしておくべき「1株あたり」の数値 ほか)
4 分析結果を「経営改善」に活かす―今、すべきことが見えてくる(どのようにカイゼンしていくか?―大項目から小項目へと分析し、会社の「真の問題点」を見つけ出す;カイゼンの「目標」の立て方―功罪あった「ゴーン改革」。そこから最も学ぶべきことは何か? ほか)
5 実例を使って分析してみよう―あの会社の強さの秘密とは?(不動産業界の両雄を斬る―三井不動産と住友不動産を比較してみると;純資本対当期純利益率から出発―住友不動産が大きく上回っている数字とは? ほか)
著者等紹介
石島洋一[イシジマヨウイチ]
1948年神奈川県秦野市出身。一橋大学経済学部卒業。民間企業、東京都商工指導所、会計事務所勤務を経て公認会計士事務所を設立。公認会計士、税理士、中小企業診断士。現職は息子慎二郎氏の主宰する石島公認会計士事務所会長および(株)産業開発センター(研修受託会社)代表取締役。中小企業の税務、経理の実務指導の他、「わかりやすく元気の出る決算書セミナー」の講師としての評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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おりっち