出版社内容情報
朝鮮と日本のために身を捧げた朝鮮の若者たち。彼らの生き方を正しく顕彰しないかぎり、日韓の真の友好はありえない。感動の歴史秘話。
拳骨 拓史[ゲンコツ タクフミ]
著・文・その他
内容説明
実は、満洲事変で多くの朝鮮人の心情は「親日」へと転じていた。戦争中には「朝鮮人が日本軍人として戦地に赴けないのは差別だ」と徴兵を求める声も高まった。さらに未来のために特攻隊として散華した朝鮮人兵士たちもいた。そのような「親日派」を、戦後の韓国と北朝鮮は「売国奴」として弾圧し、多くの人々が殺害さえされた。いまも迫害は続く。だが、歴史の真実を真正面から見つめなければ、真の友好が生まれるはずもない。さらにいえば、命を捧げた方々を顕彰するどころか冒涜するのは言語道断であろう。まさにいまこそ知っておくべき、真の友誼と感動の秘話を満載した意欲作。
目次
第1章 戦前、多くの朝鮮人たちは反日から親日に転じていた(嫌韓・反日を越えて、日韓友情の歴史を直視せよ;徴兵制は日韓の差別撤廃のためだった ほか)
第2章 朝鮮人特攻隊とその思い(徴兵制導入に喜ぶ朝鮮の人々;在日朝鮮人一二〇万人が、日本軍のために軍用機を献納 ほか)
第3章 靖国神社に祀られた朝鮮人(志願兵制最初の戦死者 李仁錫上等兵;君が代を奉唱して戦死した崔昌徳 ほか)
第4章 日本を支えた朝鮮人(朝鮮で「新日本主義の樹立」を夢みた閔元植;なぜ朝鮮の英雄は「テロリスト」ばかりなのか ほか)
第5章 終戦と反日のはじまり(呂運亨と「朝鮮建国準備委員会」の挫折;林少尉夫妻の自決 ほか)
著者等紹介
拳骨拓史[ゲンコツタクフミ]
1976年生まれ。評論家。名越二荒之助(元高千穂商科大学教授)、杉之尾宜生(元防衛大学校教授)に師事し、漢学、東洋思想、東洋史の研究を展開している。中央乃木会理事、加藤友三郎元帥研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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