出版社内容情報
うつ病は、治る病気です! 「血液でうつ病を診断する画期的な方法」を発見した医師が、「うつ病」の正しく確かな治し方を紹介する。
川村 則行[カワムラ ノリユキ]
著・文・その他
内容説明
「うつ病は治らない」はウソです。「田んぼ理論」に基づく5段階のプロセスに沿って治療すれば、うつ病は必ずよくなります。「血液でうつ病を診断する方法」を発見した著者による、注目の一冊。「うつ病回復へのロードマップ」付。
目次
第1章 うつ病を知る編 うつ病は5ステップで確実に治す
第2章 うつ病を治す編 第1ステップ“冬”
第3章 うつ病を治す編 第2ステップ“春”
第4章 うつ病を治す編 第3ステップ“初夏”第4ステップ“夏”
第5章 うつ病を治す編 第5ステップ“実りの秋”
第6章 うつ病を診断する編 血液検査で、うつ病を正しく診断する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
29世紀
1
☆3☆港区のクリニックの先生なのですね。ハッキリと「うつ病の完治まで2年(個人差あり)」と書いてあって、寛解のその先を目指すという意思が明確にされてました。が、クリニックの口コミには「もう何年も通っています」という書き込みが多く、まあ実際はそうなのだろうなと…。でも、冬→初夏を経て実りの秋、という例えはわかりやすくて良かったです。自分は春かな~、夏かな~、と全体のロードマップを意識することで、その先に完治があると希望を持つことはいいのかなと思います。2021/07/17
Shinjuro Ogino
1
本当だとしたら画期的な学説だと思う。 うつ病とその程度が血液検査で判定できるとする。PES(リン酸エタノールアミン)だ。 また従来のうつ病治療が投薬オンリーだったのに対し、病態を5段階に分けて、初期は投薬、その後は精神療法も取り入れて治療するとする。 興味深かったことの1つは、考える時間が長いと、神経伝達物質のセロトニンが浪費され、うつ病になりやすくなるとの話。2019/07/05