出版社内容情報
《内容》 骨折の治療とリハビリテーションの最新情報とスタンダードを明解に解説.整形外科医,リハビリテーション医双方の観点から,どのように骨折を治療していくか,段階に応じた治療の目標設定を具体的に提示した.骨折別に受傷直後,1週,2週,4~6週など経時的な骨癒合の状態を示し,各時点で行うべき手技,処置,後療法を統一した形で解説した.
《目次》
【内容目次】
Part1 総論
1. 骨折治癒
2. 骨折治癒時期の決定
3. 固定機器の生体力学的原理
4. 運動療法と関節可動域
5. 骨折治療に用いられる物理療法
6. 歩行
7. 日常生活動作・活動(ADL)のための補助具と適応器具
8. 装具と副子
9. 複雑骨折の治療と分類
Part 2 上肢の骨折
10. 鎖骨骨折
11. 上腕骨近位端骨折
12. 上腕骨骨幹部骨折
13. 上腕骨遠位端骨折
14. 肘頭骨折
15. 橈骨頭骨折
16. 前腕骨骨折
17. Colles骨折
18. 舟状骨骨折
19. 中手骨骨折
20. 指節骨骨折
Part3 下肢の骨折
21. 大腿骨頚部骨折
22. 大腿骨転子部骨折
23. 大腿骨転子下骨折
24. 大腿骨骨幹部骨折
25. 大腿骨顆上骨折
26. 膝蓋骨骨折
27. 脛骨プラトー骨折
28. 脛骨骨幹部骨折
29. 脛骨天蓋骨折
30. 足関節骨折
31. 距骨骨折
32. 踵骨骨折
33. 中足部骨折
34. 前足部骨折
Part4 脊椎の骨折
35. 環椎骨折(Jefferson骨折)
36. 軸椎骨折(ハングマン骨折)
37. 歯突起骨折(Dens)
38. 頚椎圧迫・破裂骨折
39. 頚椎片側・両側椎間関節脱臼
40. Gardner-Wells牽引の装着とハローベスト
41. 胸腰椎骨折
内容説明
本書は骨折の慢性期治療に主眼を置いて書かれた教科書であり、その内容は極めてユニークである。初期治療や急性期の手術治療については原理的な事柄の紹介にとどめ、術後の後療法を含めて慢性期の治療を詳細に記載している。各週ごとの骨折部の状態を丁寧に記載し、それに応じた機能回復処方が段階的に提示されていて、実用的である。
目次
1 総論(骨折治療;骨折治癒時期の決定 ほか)
2 上肢の骨折(鎖骨骨折;上腕骨近位端骨折 ほか)
3 下肢の骨折(大腿骨頚部骨折;大腿骨転子部骨折 ほか)
4 脊椎の骨折(環椎骨折(Jefferson骨折)
軸椎骨折(ハングマン骨折) ほか)