出版社内容情報
「千姫」の人生は、大坂城落城から始まった――
豊臣秀頼、本多忠刻との哀しき別れ、そして将軍・徳川家光の姉として……時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を描く。
徳川家康の孫娘であり、2代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして豊臣秀頼のもとへ嫁いだ千姫だったが、徳川、豊臣両家の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後も、千姫の波乱に満ちた人生は続いていく。「夫である秀頼を見捨てた」「坂崎出羽守を嫌い、一目惚れした若侍を選んだ」など、いわれなき悪名がついてまわるも、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えた。しかし――。
愛と哀しみに満ちた波乱万丈の人生を描き切った、著者渾身の傑作歴史小説。
玉岡 かおる[タマオカ カオル]
著・文・その他
内容説明
徳川家康の孫娘であり、2代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして豊臣秀頼のもとへ嫁いだ千姫だったが、徳川、豊臣両家の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後も、千姫の波乱に満ちた人生は続いていく。「夫である秀頼を見捨てた」「坂崎出羽守を嫌い、一目惚れした若侍を選んだ」など、いわれなき悪名がついてまわるも、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたが―。時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を描く。
著者等紹介
玉岡かおる[タマオカカオル]
1956年、兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業。87年、神戸文学賞受賞作の『夢食い魚のブルー・グッドバイ』(新潮社)で文壇デビュー。2008年、『お家さん』(新潮社)で第25回織田作之助賞を受賞。執筆のかたわら、テレビやラジオにもコメンテーター、パーソナリティーとして出演中。大阪芸術大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mariya926
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