中川政七商店でみつけた、あたりまえの積み重ね

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中川政七商店でみつけた、あたりまえの積み重ね

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569838380
  • NDC分類 590.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

中川政七商店の人気商品「花ふきん」を考案した、十三代の母みよ子氏。老舗に嫁ぎその伝統から学んだこと、暮らしを豊かにするヒント。

内容説明

人気商品「花ふきん」を考案。13代中川政七の母が語る創業300年中川家のモノづくりの原点。

目次

1章 「遊 中川」が伝えたい日本の文化と暮らしを楽しむもの(心の遊びの空間を創造する場所;正倉院は私の出発点 ほか)
2章 新しい自分に出会うために(暮らしとアートをつなぐ「遊 中川」の企画展;ときには思いきって高いところへ ほか)
3章 ヒントはすべて、あたりまえの暮らしの中に(こんなふきんがほしかった「花ふきん」誕生のお話;使うほどに愛着がわく花ふきんの使い方いろいろ ほか)
4章 中川家のしきたりと日々大切にしたいこと(中川家のお正月 受け継がれる味と道具;お盆のお供えとお膳 ほか)
5章 歳を重ねて、自分と向き合う、人とつながる(私のルーツ;読書で自分を見つめ直す ほか)

著者等紹介

中川みよ子[ナカガワミヨコ]
株式会社中川政七商店。「遊 中川」ブランドアドバイザー。1716(享保元)年、高級麻織物「奈良晒」の卸問屋として創業した「中川政七商店」13代中川政七氏の母。老舗の卸業商店へ嫁ぎ、同社で初めての和雑貨ブランド「遊 中川」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆずぽん

23
中川政七商店先代の奥様が綴る日々の暮らしと今までの歩み。伝統を守り「少しの無理」をしながら階段を上ってきたというみよ子さん。職人さんの手仕事を大切に、日々の暮らしを豊かに過ごしている姿はとても素敵だった。こう言う思いで作っているからこちらの商品は使いやすいんだなぁって、花ふきんを眺めてしまいました。2017/08/31

れんこ

18
『「楽(らく)」はしてきませんでしたが「楽しく暮らす」努力は精一杯してきました。』と『「無理はするもの」精神』を今年は頭の隅っこに入れて行こう。年の初めに読めて良かった。2018/01/13

ozoz

11
誠実な文体で、ご苦労された経験もフラットに書かれているのでついつい流し読み。中川政七商店のアイテム写真の方にに目が奪われる。花ふきんの使い勝手の良さを見て、欲しくなってます。 2018/01/13

ぽけっとももんが

9
図書館の新着本。最近人気の中川政七商店の歩みと、中川家の伝統を守る生活を少し垣間見ることができる。寡聞にも奈良で古くから奈良晒しのお茶巾や袱紗なとのお茶道具を商うお店だったとは知らなかった。可愛らしい商品は鹿や正倉院文様などのモチーフから来ていたのか。奈良に行ったのは大学生の時が最後。その前だって小学校の修学旅行のみ。今一番行きたいところに急上昇。2017/10/22

ココアにんにく

7
目を引く商品がいっぱいのお店なので一度入ると時間を忘れます。花ふきんが特に好き。300年も歴史のあるお店だとは本書を読むまで知りませんでした。13代続いてきた伝統と新しさ、まるで帯のコピーのまんまですが読んでいて感じます。お店の雰囲気や商品の魅力だけでなく家族の背景を知ると滞在時間がもっと長くなりそう。外国の方へのお土産で先日初めて中川政七商店のいろいろを詰め合わせて渡すとすごく喜ばれました。日本の工芸と思わず微笑むデザイン、いいですね。2019/03/10

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