出版社内容情報
元占い師の女将が営む「めぐみ食堂」には、今宵も人生や恋に悩む男女が訪れる。「食堂のおばちゃん」シリーズの著者が贈る婚活小説。
山口 恵以子[ヤマグチ エイコ]
著・文・その他
内容説明
牛スジ、葱鮪、トマト、蟹面といった名物おでんや、牡蛎のカレー煮、蒸しいちじくの甘味噌だれなどの美味しい小料理…東京・四谷の「めぐみ食堂」には、今宵も常連客が訪れる。バツイチ、歳の差、国際結婚…様々な恋の悩みを抱える男女を優しく包み込む、ハートフルストーリー。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ウッディ
233
めぐみ食堂はおでんがメインの居酒屋。女将を慕って、集う育ちも職業も違う独身女性達の婚活の行方は?元占い師の女将には、彼女達の連れて来た男性が幸せをもたらすか不幸を招くかが見えるということだが、婚活の話ばかりしている居酒屋って、少し設定に無理があるような‥。軽くて読みやすかったけど、少し物足りない読後感でした。ただ、おでんを肴に一杯やりたくなりました。2019/02/23
うっちー
182
女性向きの何とはない話2018/08/24
モルク
138
四谷しんみち通りにあるおでんやさんのめぐみ食堂。店主の恵は占いの仕事から転職。めぐみ食堂に集う常連さんやそのまわりの人の婚活が展開する。四季折々の料理が並び、食欲をそそる。予想外のカップルも誕生し、またこの先新たな進展もありそうなカップル未満もいる。でも、結婚結婚ってそれだけが終着点のように躍起になっている姿はどうなのかな?ちょっと私には疑問が残る。さらっと読了できたけどね。最後に気になる料理のレシピが出ているのも嬉しい。2019/07/14
紫綺
117
売れっ子占い師から急転、どん底を経験したおでん屋のママ恵が織り成す人情縁結び物語。店の常連結婚率は高いが、年齢差も高い。愛があれば歳の差なんて…。蟹面とやらが食べてみたい!2018/11/01
うどん
116
美味しそう!まだまだ暑いですがおでん食べたくなりました。2018/08/30