出版社内容情報
なぜ無責任な人ほど出世するのか。職場の「暇な50代」をうまく生かすためには? 研究結果と具体例を挙げて問題の本質と解説策を説く。
河合薫[カワイカオル]
著・文・その他
内容説明
現場は一流、経営は三流―。日本人の能力が世界トップクラスに位置することは、OECD国際成人力調査から見ても明らか。ではなぜ意味不明なことが頻出する職場が生まれるのか。「この会社を変えてやる」と元気満々だった若手社員が、出世したとたん組織に「適応」してしまう。女性と男性の「性差」を正しく理解していない。短時間睡眠に慣れるのは脳が故障した証拠。50代になると能力は衰えると思い込む。このような職場の残念な現象について、健康社会学者が数多の研究に基づいて答えを出し、さらに600人強へのインタビューから改善の具体例を導き出す。
目次
第1章 無責任な人ほど出世する職場(偉い人は責任をとらない;罪悪感は微塵もない ほか)
第2章 現場一流、経営三流の職場(経営をしない経営者;あの有名企業が倒産した理由 ほか)
第3章 「女はめんどくさい」と思われている職場(アメリカで巻き起こった、女性の働き方を巡る大論争;「女性がすべてをを手に入れるための六つの策」 ほか)
第4章 残業のリスクを知らない職場(知人の突然死;そもそも過労死とは? ほか)
第5章 残念な職場を変えるには(どうすれば残念な職場から脱却できるのか;終身雇用は会社の生産性を下げない ほか)
著者等紹介
河合薫[カワイカオル]
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輪に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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