出版社内容情報
銀座、築地、日本橋…50年前まで水の都だった東京。『ブラタモリ』に案内人として7回登場した著者が発見し歩く楽しみを伝える。
内容説明
銀座、築地、日本橋、八丁堀、人形町…。約五〇年前まで、水路や掘割に囲まれていた下町。その名残を尋ね、掘割が出来た理由や、街の来歴、神社仏閣の縁起などを探っていく。また、江戸や明治期と現在を重ね合せた「地図」が満載。さらに、川が流れていた昭和期の懐かしい街並みの「古写真」も豊富に掲載されていて、眺めているだけでも楽しくなる。東京メトロ、都営地下鉄の最寄駅・出口からの詳細な「街歩きガイド」も付いていて、散歩のお供にもなり、江戸・東京の歴史の勉強にも使える一冊。
目次
第1章 水の都にふさわしい江戸時代の掘割網
第2章 明治前期―延伸した浜野川、埋め立てられた三つの掘割
第3章 市区改正事業で延伸した日本橋川と埋め立てられた四つの掘割
第4章 二つの川を開削し、三つの掘割を埋め立てた帝都復興事業
第5章 大空襲の瓦礫処理で埋め立てられた五つの掘割
第6章 高度成長期以降、陸化した五つの掘割
著者等紹介
岡本哲志[オカモトサトシ]
1952年東京都中野区生まれ。岡本哲志都市建築研究所主宰、都市形成史家。法政大学デザイン工学部建築学科教授を経て、現職。博士(工学)。法政大学エコ地域デザイン研究センター兼任研究員。2012年度都市住宅学会賞受賞(共同)。国内外の都市と水辺空間の調査・研究、銀座、丸の内、日本橋など東京の都市形成史を様々な角度から40年以上研究を続ける。2009年秋から放送された人気番組NHK『ブラタモリ』には銀座、丸の内、羽田など計7回出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kk
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