出版社内容情報
刑事殺しの容疑をかけられた千葉県警の高頭冴子は、彼女の無実を証明できる目撃者の少年を守りつつ逃げる羽目に。緊迫のミステリー。
内容説明
殺人事件の濡れ衣を着せられた警部・高頭冴子。自分の無実を証明できる目撃者の少年を連れて逃げ続ける彼女に、逆転の目はあるのか!?どんでん返しの帝王が贈る、息をもつかせぬノンストップ・ミステリー。
著者等紹介
中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
青乃108号
362
久しぶりに読んだ、中山七里作品。刑事殺しの濡れ衣を着せられた女性警部が殺害現場の唯一の目撃者、8歳の少年を保護しながら逃走する、その顛末を描いたまさにノンストップ・ミステリーだった。これは駄目だ、もう無理だ、と何度も思わせながら彼女が如何に窮地を脱していくのか。見せ場の連続に全く飽きさせない、というか読み始めたら最後、一気に読みきるしかない面白さ。真犯人との対決、まだ控える事件の黒幕。そして迎える大団円は。これは胸のすく爽快感と心地よい疲労感を味わえる傑作であったなあ。2026/01/19
しんたろー
262
刑事殺しの濡れ衣を着せられた主人公・高頭冴子警部が、8歳の少年と一緒に逃避行しつつ、反撃するサスペンス。中山さん作品の中ではエンタメ系に属する軽めの内容で、展開はスピーディでサクサク読め、キャラ立ちしたメンバーたちの姿も目に浮かぶよう。予想できる構図だしミステリではないので、得意の「どんでん返し」は不発だが充分に楽しめた。残念なのは、少年の描写が在り来たりな事…彼と冴子の交流をもっと書き込めば「ベタに感動できるのに惜しい!」と思った。多くの作品に登場してる名脇役、ヤクザ・山崎の活躍は嬉しかった。2018/04/19
fwhd8325
232
警察の不正、貧困問題など折々、問題は提起しているけれど、あくまでもスーパースターの誕生というエンタテインメントに徹した作品だと思います。「荒唐無稽な」と思う場面も多いのですが、そこは割り切って楽しみました。2018/04/23
きいたん
213
近頃の中山七里は以前よりもいっそう現代の様々な社会問題を主軸として物語を組み立てる傾向が強い。中山七里の新刊発行は2,3ヶ月に1冊という超速筆。その速筆をもってしてもネタが尽きない社会問題…現代社会はそれほどまでに社会問題が豊富なのかというのが今回の読中、辟易したことだ。物語そのものは安定のエンターテインメント小説。なじみの宏龍会・山崎を登場させながらも、アマゾネス高頭冴子という新キャラで新風を巻き起こす物語展開はさすが!上手く行き過ぎなところはあるけれど、そこは物語なのでアリ!今後の冴子の登場が楽しみ!2017/12/28
takaC
208
組対の玄葉昭一郎課長の自宅がある辺りは並みの公務員が家を建てるような場所じゃないようなところというのは本当かしら。というかこの人の西成署の取調室での語りによると実はキャリアだったのね。ホンマかいな。書き損じじゃないのか?2018/02/08
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