出版社内容情報
信長、家康が天下をとれたのは、上杉謙信の病死や小早川秀秋の錯乱のおかげだった!? 秀吉の「謎の病死」の正体は? 画期的論考。
若林利光[ワカバヤシトシミツ]
脳神経外科医
内容説明
長らく謎とされてきた豊臣秀吉の死因や、信長軍を撃破した直後の上杉謙信を死に追いやった病などを、当時の史料に基づいて診断する。
目次
武田信玄―裏切りのショックが病死につながった
上杉謙信―信長軍に勝利した直後の死
織田信長―「本能寺の変」がなくても早晩亡くなった?
豊臣秀吉―謎の死の原因を解明
前田利家―家康との和解をもたらした病気
徳川家康―「健康力」で天下取り
徳川秀忠―移動する皮下腫瘤の径
小早川秀秋―脳の病が生んだ「支離滅裂」ぶりが脅威となった
吉川元春―元春の病死が広家の西軍見殺しの一因となった
池田輝政―実現しなかった「豊臣と徳川の共存」
蒲生氏郷―寿命戦争で家康に敗北
宇喜多直家―「尻はす」という謎
筒井順慶―「洞ヶ峠」のストレスはすさまじかった
毛利元就―七十一歳のときの子どもが、のちに大名となった
伊達政宗―ドクターそこのけの健康通
著者等紹介
若林利光[ワカバヤシトシミツ]
1979年、神戸大学医学部卒業。若林医院院長。日本脳神経外科学会専門医。国際外科学会会員。兵庫県医師会設立記念医学会医学研究賞、日本文芸大賞特別賞などを受賞。くも膜下出血に関する英語論文を多数発表し、米国の医学専門誌“Journal of Neurosurgery”などに掲載される。日本ペンクラブ会員。日本病跡学会会員。日本脳神経外科認知症学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りらこ
金吾
maito/まいと
すうさん
18_y_1977