面白くて眠れなくなる解剖学

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面白くて眠れなくなる解剖学

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569836096
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C0040

出版社内容情報

人間はどのようなカタチをしているのか?本書は、解剖学の知見から、人体の精妙さ・奥深さを伝える一冊。シリーズ最新刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きむこ

70
前半は医学生が初めて解剖をする時の献体に対する姿勢や心得、それと解剖の歴史。そうだよね、地道に地道に各部位の構造と役割を解剖して研究してくれたおかげで今の西洋医学が成り立っているんだと当たり前のことに気付かされた。後半は実際に解剖する順番通りに「〇〇にメスを入れて皮膚を剥がすと・・』から始まるとてもリアルで丁寧な説明。噛み砕いて説明してくれているので、私のような身体にはとても興味がある人間にはとても面白く読めました。まぁ眠れなくなるほど面白いかどうかは疑問だけれど・・★3.52019/05/01

かおりん

18
このシリーズにはまり今回は難しそうな解剖学。気楽に読めるものかと思ってたら、Part1から詳しい解剖の手順が書かれていて怖い怖い。でも解剖されたご遺体と解剖した方々のおかげで、現代は人体について様々なことが知られているし、医学の発展にもつながっている。解体新書・杉田玄白・前野良沢は歴史で学んだっけ。医療技術の大部分は19世紀以降に急速に発達した。消毒法も19世紀後半に開発された。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロも解剖をしていたから非常に写実的な人体表現ができた。現在は献体登録も多くなった。2017/10/18

akane

12
「体幹には3つの大事な箱がある」、この箱という概念にまず驚いた。頭蓋、胸郭、骨盤。確かにそれぞれ大事な部位が収容されている。また骨ではなく皮膚を動かす筋肉は、体に3カ所しかないこと、筋肉は骨格に張りつき、肺は胸郭の内側に張りついているなど、知らなかった知識が山積みだった。2次元の人体解剖図など眺めても、せいぜい部位の位置確認くらいしか学べないのだと思い知った。例えば、肺自体が膨らんで呼吸はしない、なんてことが解剖図でわかるわけがない。何と何が密着しているかがわからないと、体の動きのシステムが理解できない。2019/03/03

日向夏

11
人体に興味がある。自分の体なのに、わかっていないのが最近は不自然な気がして。この本は、解剖学の本なので、医学部の学生が解剖するときにどのような手順で行われるかが書かれている。普段は見られないものを知ることができるようで、若干の怖さもありつつ人体の精密さなどはタイトル通り楽しく読める。ただ、もっと絵が欲しかった。言葉だけでは伝わりきらない。2019/07/28

来未

10
随分前に読んでみたけど途中で挫折してしまったので再チャレンジ。解剖学と向き合う姿勢、歴史、解剖の流れの中での人体のあれこれなど、とても興味深い内容でした。現在の解剖学は医学の発展を望んでの善意からなる献体で成り立っていることについて、当たり前だが人体の不思議は人間にしか解き明かせないものだと思った。読了後、ふと思う。人間の体の形や機能、仕組みなどに無駄がなく全てに意味があることがわかった。人間の進化の過程で変化はあるんだろうけど人体の仕組みは1番はじめから変わってないのかなとも思った。とにかく…不思議。2021/05/31

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