出版社内容情報
悩み、汗をかき、反省し、それでも何とか前に進もうとするすべての人に。個人的な、夜に書く手紙のようなエッセイとヒントを届けます。
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
くらしのきほん編集主幹、カウブックス主宰、文筆家
内容説明
静かな夜に読んで欲しい、個人的なおしゃべりのような、エッセイと小さな気づき。
目次
1(大丈夫、絶対うまくいく;僕のお守り;美しく立つこと;プライドと忍耐;僕の声 ほか)
2(生かしあう;誰も取り残さないこと;あなたの居場所;八つの正しさ;欲望のはなし ほか)
著者等紹介
松浦弥太郎[マツウラヤタロウ]
1965年、東京生まれ。「くらしのきほん」主宰。エッセイスト、COW BOOKS代表。2006年から「暮しの手帖」編集長を9年間務め、2015年4月から移籍したクックパッド株式会社を経て、2017年より株式会社おいしい健康取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
125
決して泣きたくなってるワケではありませんが、インスタでみかけてちょっと気になり手にとりました。いい意味で当たり前のコトがサラサラと書かれていて、何かしら普段の生活においてキモチの整理のヘルプになればいいと思います。チカラ強く背中を押すのではなく、やさしくそっと背中に手をそえられるような言葉や文章がたくさんつまっています。モヤモヤしてるコト、全部が全部、スッキリするワケではないと思いますが、何かしら一つでも本書を読むコトで解決できたらいいですよね。手元に置いておいて、何度もパラパラと読むべき一冊かなと。2022/09/14
アクビちゃん
55
【図書館】別に今、泣きたい訳ではない。特に辛いこともない。大人だし大丈夫よー、なんてみんな肩肘張って生きてて偉い、偉い! でも、たまには夜空を見上げてのんびりして下さい。そしたら、少しだけ人に対して思いやれるかも。思いやりのない職場の人たちに読んでもらって、色々と気付いて欲しい1冊。2021/11/23
ちぃ
23
もっと書いてたことはあるけど、「正直、親切、笑顔、今日もていねいに」。確かにと思うことがある。作者が思ったより若くてびっくりした。2017/09/03
まゆっち
18
私にとって 松浦さんの本は 真冬にストーブが焚かれてる温かい部屋のような感じです。安心、温もり、安定…。どんな矢が飛んできても 前向きに受け止める。後ろ向きになるときもあるけれど、それでもいいよ。ここにいていいよ。包まれる感じ。そんな気持ちになります。2017/09/05
あーちょ
13
ここ数年、無性に泣きたい夜がある。疲れたとか辛いとか寂しいとか、単純に言い表せない理由だ。この本は、弥太郎さんが味方になってくれているような本だ。年を重ねるにつれて、失敗や辛いことに向き合わなければいけないことが増えるとかいてあって、私だけじゃないんだとほっとした。2018/09/10