出版社内容情報
日本の避難所はソマリア以下 !? 熊本大地震、東日本大震災などでの支援を通して見えてきた、「生命を守る」ために知っておくべきこと。
野口健[ノグチケン]
アルピニスト
内容説明
東日本大震災では寝袋支援などを行ない、2015年には「野口健ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、2016年の熊本地震では「テント村」開設に取り組んだ著者。災害支援に取り組む中で知ったのは「日本の避難所は、ソマリア難民キャンプにも劣る」という現実だった…。避難生活で命を落とす人も続出する状況に、日頃からいかに備え、「生きのびる力」を養い高めるか。テント村を運営する中での教訓や感動の物語。被災者や避難所の現実。そこで過ごした子どもたちの成長などを、涙あり、希望ありの豊富なエピソードとともに紹介。日本人として知っておくべき真実を伝える必読の書。
目次
第1章 東日本大震災で知ったこと
第2章 ネパール大地震で体験したこと
第3章 熊本地震「益城町テント村」はいかにしてできたのか
第4章 日本の避難所はなぜ「ソマリア以下」なのか
第5章 日本一笑顔の多い避難所をめざして
第6章 避難所に「テント村」という選択肢を―行政への提言
第7章 生きのびる力をつけよう
著者等紹介
野口健[ノグチケン]
アルピニスト。1973年、アメリカ・ボストン生まれ。亜細亜大学卒業。植村直己の著書に感銘を受け、登山を始める。99年、エベレスト(ネパール側)の登頂に成功し、7大陸最高峰最年少登頂記録を25歳で樹立。以降、エベレストや富士山に散乱するゴミ問題に着目して清掃登山を開始。野口健環境学校など子どもたちへの環境教育の取り組みや、日本兵の遺骨収集活動にも取り組む。2011年の東日本大震災、2015年のネパール大地震、2016年の熊本地震などでも支援活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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