出版社内容情報
ハーバード大学など世界のエリートも学んでいる、孔子、孟子、孫子、老子……等の「中国哲学」を、教養及び思考ツールとして伝授する。
小川仁志[オガワヒトシ]
哲学者、山口大学准教授
内容説明
論語、老子、菜根譚、孟子、荘子、史記…。孔子や孫子に学べ。自分の頭で考え抜く力を身につけよ。名経営者もハーバードも注目する「最強の思考ツール」
目次
第1章 中国哲学の思考法―中国独自の思考様式をつかむ
第2章 中国哲学の名言―知っておきたい中国の名フレーズ
第3章 中国哲学の名著―中国の知の結晶に学ぶ
第4章 中国哲学の必須人物―中国の賢人たちが考えてきたこと
第5章 中国哲学の必須用語―思考ツールとして役立つ中国の言葉
第6章 中国哲学の歴史―中国の知の歩みを押さえる
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。専門は公共哲学・政治哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アルカリオン
12
KindleUnlimited 「四書五経」と呼ぶが、五経のほうが歴史が古く、基本経典であると言える▼宋後期以降は、朱子学の隆盛とともに、四書のほうが五経よりも重視されるようになった▼『大学』『中庸』は『礼記』の一部を単独の書物として独立させたもの。前者が徳を身に着けるための入門編、後者が実践編▼荀子の「性悪説」は、「人間は弱い存在なので、悪事に手を染めないように、礼による教化が求められる」というもの。2021/07/19
つくし
1
想像よりサラッと書かれていました。どんな場面でどのように考えるとか、そういった具体例を求めてしまったけれど、これは概説的に把握するための本。ビジネスの上で中国の方々に根付いている思想をちょっと把握しておいた方がいいですよ、といった雰囲気の言葉も見受けられ、文化理解の第一歩とも言えるのかもしれないです。2020/07/03
マル
1
ビジネス誌か新聞で推奨されていたので借りてみた。 世界史の教科書を抜粋してウイキペディアで肉付けした感じ。もう少し、濃い内容を期待したのだが、、、、 系統だてて学べるのと、それが現代中国人にどう影響しているかを書いているのは良いと思う。 作者が、このパターンで2冊ほど書いているのは、如何でしょうね〜 2018/09/19
seiji
1
思想を学ぶきっかけとして読みました。やはり知識は強いが知行合一が大切かな。2017/04/19
しんどー
0
★32017/12/03