出版社内容情報
我が愛する京都の料理界がおかしくなってきた――そんな危惧を抱く「浜作」主人が本音で語る、本当の「老舗」「京料理」「料理人」とは?
森川裕之[モリカワヒロユキ]
三代浜作主人
内容説明
排他性や取っ付きの悪さこそが、長年育んできた京都の良さである。それぞれの本分を守り、狭い町の中で棲み分ける秩序と節度が、京都人の知恵なのである。日本最初の板前割烹主人による辛口京都論。
目次
第1章 京都のほんとうの「老舗」
第2章 京都で「和食」が磨き上げられた理由
第3章 浜作三代、料理人としての「矜持」
第4章 「京都流」への回帰
第5章 ほんとうに美味しいお店の探し方
巻末付録 MAP&紹介店舗リスト
著者等紹介
森川裕之[モリカワヒロユキ]
1962年生まれ。京都・祇園の板前割烹「京ぎをん 浜作」の三代目主人。「浜作」は日本最初の板前割烹店で、料亭が主流だった1927年に祖父・森川栄が創業した。美術や音楽をこよなく愛し、「古都の味 日本の味 浜作」と川端康成を嘆息させた店の味を守り、一期一会の精神で日々板場に立っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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