出版社内容情報
AI、IoTなどの技術革新、英国のEU離脱、米中の覇権争い――。経済財政諮問会議メンバーでもある著者が経済の未来を読み解く。
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学名誉教授
内容説明
「AI・IoTなどの技術革新はビジネスをどう変えるのか」「グローバル経済と対峙する日本と日本企業は何をすべきか」「英国のEU離脱・トランプ米大統領就任で世界はどうなるか」「テロ・移民問題、そして保護主義をどう捉えるべきか」―。『ワールドビジネスサテライト』などでおなじみの経済学者が、激変する国内外の経済の流れを丁寧に解説。日本の報道に惑わされずに、ニュースの底流にある経済のトレンドをしっかりと見極めるための一冊。
目次
第1章 最新技術が変えるビジネスの未来地図―AI・IoTの本質を読み解く(技術革新は私たちに何をもたらすのか;人工知能は人間の仕事を奪うのか? ほか)
第2章 どうすれば、日本経済は浮上するのか―日本の経済政策と企業・労働者の今を探る(日本の成長戦略を読み解く;「賃金上昇」が労働力不足時代の日本経済の鍵を握る ほか)
第3章 日本の成長を支えるローカル戦略とグローバル戦略―「企業」「地方」「人材」それぞれの視点(グローバリズムと日本の活路;なぜ、豊島区は区のお金を使わずに庁舎を建設できたのか? ほか)
第4章 グローバル経済の新潮流を読む―世界経済の鍵を握る米国は何を考えているのか(新興国の不況、先進国の苦悩;中国経済は「ニューノーマル」へ移行できるのか? ほか)
第5章 今、世界では何が起こっているのか―重大ニュースから読み解く未来のカタチ(激動する世界の潮流を読む;なぜ、トランプもヒラリーもTPPに慎重なのか? ほか)
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学名誉教授。学習院大学国際社会科学部教授。1951年、静岡県生まれ。東京大学経済学部卒。1979年、米国ロチェスター大学大学院経済学博士号(Ph.D)取得。専門は国際経済学。東京大学大学院経済学研究科教授を経て、2016年より現職。復興推進委員会委員長、安倍政権の経済財政諮問会議議員、JR東日本旅客鉄道株式会社社外取締役も務める。ビジネスの現場を丹念に見つめる「ウォーキング・エコノミスト」として知られ、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』などでコメンテーターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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