「できる人」が会社を滅ぼす

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「できる人」が会社を滅ぼす

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569831886
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「できる人(=一見優秀、でも実際は仕事をさばくのがうまいだけの人)」が、「真のできる人」になって自分と会社を元気にする方法を指南。

柴田昌治[シバタマサハル]
株式会社スコラ・コンサルト創業者

内容説明

「仕事が速い」「調整力がある」…こんな人が危ない!「真のできる人」になって自分と会社を元気にする方法を、組織風土改革の第一人者が伝授。

目次

第1章 なぜ「できる人」が会社を滅ぼしていくのか
第2章 「仕事をさばく」というワナとその脱却法
第3章 「先入観ですぐに答えを出す」というワナとその脱却法
第4章 「自部門のみのエキスパート」というワナとその脱却法
第5章 「調整力がある」というワナとその脱却法
第6章 「悩めるミドルの結束」が会社を変える
エピローグ 「真のできる人」になるために

著者等紹介

柴田昌治[シバタマサハル]
1986年に、日本企業の風土・体質改革を支援するためスコラ・コンサルトを設立。これまでに延べ800社以上を支援し、文化や風土といった人のありようの面から企業変革に取り組む「プロセスデザイン」という手法を結実させた。社員が主体的に人と協力し合っていきいきと働ける会社をめざし、社員を主役にする「スポンサーシップ経営」を提唱、支援している。2009年にはシンガポールに会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

103
仕事の「できる人」が会社を弱体化させる。一見、優秀に見える人が陥る罠と、そこからの脱出方法。◆私は仕事がデキる人間だとは思っていないが、こうすることが良かれだと思っていたことが、決してそうではないということに色んな本を読んで気づかされてきた。この本は、そういった事例の中でも特に陥りがちな4項目を挙げ、そこからの脱出方法を提案する。◆整理されていて分かりやすい内容。改めて反省すべきことに気づかされる。再読しよう。◆①仕事をさばく、②先入観ですぐに答えを出す、③自部門のみのエキスパート、④調整力がある。2020/05/30

かやは

5
この本で語られる「できる人」というのは「自分の仕事をさばくこと以外を顧みない人」という意味で、確かにそれでは駄目だろうなと思った。自部門のみのエキスパートでは会社全体の問題を考えない。結果的に中長期的に見れば会社を滅ぼす結果になってしまう。大事なのはぶつかり合いを起こさないようにする「調整」ではなく、感情的にならないようにぶつかり合いを積み重ね、新たな答えを作り上げていくことである。2022/07/30

sato

2
普段から似たような事を考えている自分としては、目からウロコな発見はないものの、自分の考えが間違った方向ではないという確認ができたことが嬉しかった。著書の中にあるような事を実行するには、考えなしではいけない。物事の本質をしっかりと理解するため、頭を働かせよう。2016/10/11

かった

1
カッコつきの「できる人」は逆説的な意味です。自分の頭で本質的なことは考えない、仕事をさばくのはうまいがそれ以上はない。 確かに日本の会社ではこういうタイプの「できる人」が評価されて昇進するシステムのため、再生産されるのだと思う。逆に本質を考え抜いて指摘する人間は干されます。2017/08/08

あちこ

1
わたし用に借りた本。流れ作業のように仕事をするのではなくて、立ち止まって今している仕事の意味を考える。自分の所属部署をこえた、人の輪を大事にする。要約したらこんな感じの本だった。こんなに分厚くなくてもいいかな…2017/06/14

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