PHP新書<br> なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか

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PHP新書
なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569831466
  • NDC分類 334.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

識字率向上のため南アで移動図書館を走らせる元ソニーの男、韓国人の反日を知日に変える技をもつ日本語講師……忘れ得ぬ人々を語る。

布施克彦[フセカツヒコ]
作家

大賀敏子[オオガトシコ]
国連環境計画職員

内容説明

いま世界各地で中国の存在感が大きくなっている。確かにマンパワーやカネの力では日本はこの大国に太刀打ちできない。しかし日本人には日本人ならでは「個人力」がある。きめ細やかさ、誠実さ、相手を真剣に思う心持ち…。そのような「強さ」を発揮して、発展途上国で地に足がついた地域貢献を行っている日本人が確かにいる。マーシャル諸島で水問題に取り組むショップマネージャー、元ソニーでいまは南アフリカで移動図書館を走らせる男、一筋縄ではいかないインド人たちの心をがっちりつかむ男…日本人ビジネスパーソン(元会社員を含む)の強さに迫る。

目次

第1章 マーシャル諸島―金物屋のオヤジが環境問題と闘う
第2章 南アフリカ―元ソニー、いまは子どもたちに本を届ける
第3章 ナイジェリア―どこでも人は人、皆同じ
第4章 日本の技術でケニアを伸ばす
第5章 タンザニアの大統領を山形に呼んだ男
第6章 アフリカの土になった商社マン
第7章 インドで歌うビジネスマン
第8章 バングラデシュで貧困と闘う
第9章 ミャンマーの闇を照らしてきた日本人たち
第10章 嫌日嫌韓を超えて

著者等紹介

布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社(三菱商事)勤務、主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドに計15年勤務。99年退社後、2003年より著述業、NPO活動など

大賀敏子[オオガトシコ]
一橋大学卒業後、1983年環境庁(現環境省)、UNEP(国連環境計画)、タンザニアJICA専門家、JICA国際協力専門員、タイ国連アジア太平洋経済社会委員会。99年から再びUNEP勤務、ナイロビ(ケニア)在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

2
インフラ等の整備やソフトパワー的関与だけで、ここまでの支持を得たわけではないことが確認できた。本文中の、先人たちの財産を食いつぶしているのではないか?という指摘には素直に同意。2016/07/26

unamaster

1
国際開発、国際ボランティア関係。海外、特に開発が遅れている国における日本人ビジネスマンの活躍を集めている。紹介されているどの人にも共通していることは、様々方法は異なっていますが、その国の人にどう信用されるかがキーになっていることと、現地の人が不幸せではないと口を揃えて言っています。「豊かだ」「生命力があり力強い」「誰もがいい人」等々、何回も騙されたり痛い目にあってもそう言うのはなぜだろう?本書では愛情だと言っているが、、、。2017/05/15

Humbaba

1
相手が信用できるかどうかは、その人の役職からだけでは判断できない。一緒に行動をして、それの成果が期待する、あるいはそれを越えるものであるからこそ信用される。最初の入口はそれとは無関係な他の日本人の評価だったかもしれないが、それだけでは今までの遺産を食い潰すだけでしばらくすれば関係は変わってしまう。2016/10/05

くらーく

1
日本人がと言うが、結局は個人であり、その人がたまたま日本人だった。。 でも、人格を作るのは風土も関与するし、というところかなあ。勤勉性だったり、責任感だったり。 一部を取り上げて、日本人とくくるのはどうかと思うけど、こういう人がいるという事は知っていて欲しいかな。2016/10/08

Go_with_twill

0
最近、国内メディアで「日本すごい!」みたいな取り上げが多い気がするので、気になって読んだ一冊。結局は個人というのが印象。しかも、著者の続柄がいわゆる日本でよく知られている商社勤めの人が多く取り上げられているので、誰でもできる、ではなく適応する能力がある人ができたという印象を強く持ちました。それでも、いろいろな国や地域で日本をバックグラウンドとする人が活躍するのは嬉しいことですね。2016/11/01

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