出版社内容情報
識字率向上のため南アで移動図書館を走らせる元ソニーの男、韓国人の反日を知日に変える技をもつ日本語講師……忘れ得ぬ人々を語る。
布施克彦[フセカツヒコ]
作家
大賀敏子[オオガトシコ]
国連環境計画職員
内容説明
いま世界各地で中国の存在感が大きくなっている。確かにマンパワーやカネの力では日本はこの大国に太刀打ちできない。しかし日本人には日本人ならでは「個人力」がある。きめ細やかさ、誠実さ、相手を真剣に思う心持ち…。そのような「強さ」を発揮して、発展途上国で地に足がついた地域貢献を行っている日本人が確かにいる。マーシャル諸島で水問題に取り組むショップマネージャー、元ソニーでいまは南アフリカで移動図書館を走らせる男、一筋縄ではいかないインド人たちの心をがっちりつかむ男…日本人ビジネスパーソン(元会社員を含む)の強さに迫る。
目次
第1章 マーシャル諸島―金物屋のオヤジが環境問題と闘う
第2章 南アフリカ―元ソニー、いまは子どもたちに本を届ける
第3章 ナイジェリア―どこでも人は人、皆同じ
第4章 日本の技術でケニアを伸ばす
第5章 タンザニアの大統領を山形に呼んだ男
第6章 アフリカの土になった商社マン
第7章 インドで歌うビジネスマン
第8章 バングラデシュで貧困と闘う
第9章 ミャンマーの闇を照らしてきた日本人たち
第10章 嫌日嫌韓を超えて
著者等紹介
布施克彦[フセカツヒコ]
1947年東京生まれ。一橋大学商学部卒業後、総合商社(三菱商事)勤務、主に鉄鋼貿易業務に従事。その間、ナイジェリア、ポルトガル、アメリカ、インドに計15年勤務。99年退社後、2003年より著述業、NPO活動など
大賀敏子[オオガトシコ]
一橋大学卒業後、1983年環境庁(現環境省)、UNEP(国連環境計画)、タンザニアJICA専門家、JICA国際協力専門員、タイ国連アジア太平洋経済社会委員会。99年から再びUNEP勤務、ナイロビ(ケニア)在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hiyu
unamaster
Humbaba
くらーく
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